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2024年10月の読書メーターまとめ

ほのぼの
読んだ本
33
読んだページ
7205ページ
感想・レビュー
33
ナイス
1923ナイス

2024年10月に読んだ本
33

2024年10月のお気に入り登録
4

  • kayo
  • ゆみねこ
  • とも
  • mayu

2024年10月のお気に入られ登録
4

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  • リードっち

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ほのぼの
なぜこんなにも次から次へとツラい事が重なってくるんだ。読むのが苦しくなるほどなのに、止まらなくて一気読み。冒頭から訳アリ気な主人公。虐待を受けているらしい少年との出会い。主人公自身の身の上が徐々に明かされて行く。読ませる。常に謎を含ませているのが上手い。時が前後して事の経緯が明かされる度に「えッ!」と驚く。どんだけ追い討ちかけてくるんだ。児童虐待、DV、性的マイノリティ、不倫、自殺、難病、認知症…。積めるだけ積んだ不幸のミルフィーユ状態。でも救いはあった。【どうか、その声が誰かに届きますように】
たまご
2024/10/20 21:01

原作未読で映画を観に行きましたがとてもよかったです。本も読んでみようと思います💪

ほのぼの
2024/10/21 08:23

たまごさん、コメントありがとうございます!映画のキャストを検索しちゃいました。アンさんの正体が暴露されてて驚きました。小説ではソコはかなり重要な秘密だったんですけどね。映画も機会があれば観たいと思います。😺

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

ほのぼの

中川李枝子さんの訃報をネットニュースで知った。「ぐりとぐら」シリーズには親子二代で楽しませてもらった。ありがとうございました。

ALATA
2024/10/18 06:48

あるこう あるこう わたしはげんき🎵 この歌詞も好きでした。

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
33

ほのぼの
重い。途方もなく重かった。いじめを苦にした少年の自殺。遺族の怒りは思いがけない方向に向いた。遺書に「親友」と名前を書かれた主人公。「なぜ助けてくれなかったんだ」主人公に掴みかかった父親。長い物語の中で主人公は最後までこの父親を「あのひと」と呼ぶ。それがとても印象的だった。後書きで著者がこの物語の「核」となった人物についての思いを綴っている。息子を自死で亡くした父親。インタビュー以来、非礼を承知で距離を置いている理由が「あのひと」という呼称に重なる。寄り添うことを許されない壁を感じた。忘れられない一冊。
tan
2024/11/01 11:45

ほのぼのさん、私はかなり昔に読みましたが、今でも印象に残っている作品ですね。忘れられない一冊、まさにその通りです。

ほのぼの
2024/11/01 14:39

tanさん、コメントありがとうございます。正直言って楽しい読書とはなりませんでしたが、後々まで記憶に残るのはそういう作品なのかもしれませんね。😺

が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
女性3人がトイレに入る表紙。えッ、どういう話?って気になって読んだ。同じ会社に勤める3人のマリコ。20代30代40代と世代の違いからくるズレ。微妙なイライラやモヤモヤ。トイレの個室で悪態ついたり、反省したり、リフレッシュしたり。なんだかんだ言っても、とりあえず頑張ってる姿にエールを送りたい。【まっこうからじゃなくても ななめうしろから攻めようじゃんか】うん、イイと思うよ。がんばれ〜!
が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
タピオカ!しばらく飲んで(食べて?)ないな〜、って思い手に取った。イラストが温かい。エッセイのテーマは「食べる」こと。家族のごはんを作る。毎日毎日の繰り返し。それは喜びでもあるけど苦しみでもある。我が家の場合…何でもイイって言ったのに文句を言われる。夕飯いらないならメールくらいしてよってムカつく等々…。喜びよりも苦しみのほうが3倍くらい多いように感じる。【なんの特別なこともない。でも積み重ねるとそれは何か大切な塊になる。】この一文にハッとした。粗雑に積み重ねてはいけない。反省。
が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
「ボクはくやしい」ぼくは まだ ちっちゃいから、お菓子の袋を自分で開けられない。かわいい!子どもの「はやく大きくなりたい」っていう気持ち。わかるわかる。一方で「コレ開けて〜」って頼まれるのが嬉しいお父さん。息子が大きくなって何でも自分で開けられるようになったらお父さんはいらなくなっちゃう、なんて心配してますけどね。いやいや、お父さん。歳とるとね、ペットボトルの蓋とか開けにくくなるんですよ。その時は息子さんに「コレ開けて〜」って頼みましょう。(笑)
が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
【大正とは、あのたった15年しかなかった大正とは…なんと美しい時代だったのだろう】まさに大正浪漫。偉人のオンパレード。江戸川乱歩、野口英世、芥川龍之介、島村抱月、松井須磨子、与謝野晶子、松下幸之助、柳田国男、南方熊楠、宮沢賢治、忠犬ハチ公、有島武郎、平塚らいてう…。史実をたくさん織り込んであるので、どこからフィクションなのか区別がつかない。検索しながら読んだけど、途中からもう全部ホントの事みたいに思えてきた。それにしてもこの作品まさか「新宿中村屋」がスポンサー?(笑)イイ宣伝になっちゃってますよ。
が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
亡くなったおじいちゃんの部屋で見つけたノート。「自分が将来死んだらどうなりたいか どうしてほしいか」がいっぱい書いてあった。つまりエンディング・ノート。「このあとのよてい」はどれも楽しそう。天国に行く時の格好に「保険証」があるのが笑える。生まれ変わったらなりたいものに「コーヒーミル」それは思いつかなかった。イイかも!「みんなを見守っていく方法」が面白い。「えッ、そんな所に!?」ってドキッとする。天国がおじいちゃんの想像どおりだったらいいな〜。
が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
諺「いつも月夜に米の飯」初めて知った。何不自由ない生活、転じて「人生ってそううまくはいかない」という意味がある、らしい。『いつか月夜』このタイトルがぴったりな物語だった。主人公の青年、實成(みなり)は温厚でマジメ。でも繊細でちょっと暗い。モヤヤンと名付けた〝不安〟に取り憑かれている。類は友を呼んで訳アリ人が次々と集まり、妙な顔ぶれのウォーキング集団ができてしまう。それぞれ抱えている事情は深刻。でも決して依存はしない。その選択がすがすがしかった。「善く生きる」為に必要なのは優しさじゃなく自分自身の力だ。
が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
美しい刺繍の表紙に吸い寄せられて手に取った。「リボン」と名付けられたオカメインコが繋げる優しい物語。冒頭の祖母と孫娘の話が楽しい。上品だけどちょっと風変わりな祖母「すみれちゃん」が小鳥の卵を孵化させる。その過程が面白い。孫娘の「ひばり」が祖母を慕う様子も微笑ましい。成長したリボンが次々と訪れて行く先に新たな物語が生まれる。そのどれもが深くて温かい。そして奇跡が…。
が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
ヨシタケシンスケさんとピース又吉さん。この二人が組んだらそりゃ面白いでしょ!王様から世界中の「めずらしい本」を探すように命じられた男ふたり。彼らが語った本は一冊残らず珍しい本だった。だいたいが珍しすぎて笑える。ソレはホントに本ですか?って聞きたくなる。そんな中、じ〜んと深い物語もあってグッとくる。「第6夜」は泣ける。最後のオチには「やっぱりね」ってなった。そう判って読み返してみると、なるほど「第〇夜」の扉絵に描かれた「二人の男」はいかにも〝そんなふう〟な顔をしている。(笑)
が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
「みつば」の町に暮らす人々を描いた10編の短編集。穏やかな物語だった。けど、なんで?離婚率がいやに高い。離婚や再婚がテーマの雑誌か何か(そんなの在るのか?)の連載かと思ってしまった。(笑)でも暗くもなくギスギスした感じもなく、小野寺さんらしい温かい話が多かった。『リトル・トリマー・ガール』に小説家を志す青年が登場する。【読んでいるその瞬間が楽しい小説を書きたい。】という言葉がある。この小説がまさにソレだ!と、ニマニマと笑いながら読んだ。
が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
内田百閒。実家に昔あった文学全集にその名を見た覚えはある。けど読んだことは一度もなかった。読友さんのレビューから興味がわいて挑戦してみた。期待どおり怖くて面白かった。『特別阿房列車』の1円の謎に頭を抱えた。(笑)大正から昭和中期にかけての作品集。難しそうだな〜、私に読めるのか?と心配だったが、この『ちくま日本文学』シリーズ、とても読みやすい。他の文豪作品も挑戦してみたくなる。
いもっこいもこ
2024/10/23 22:40

レビューありがとうございます。この本のシリーズ、読みやすいですよね。他の人のもチャレンジしてみたいと思っています。

ほのぼの
2024/10/24 09:09

いもっこいもこさん、コメントありがとうございます!このシリーズ40巻もあるんですね。番号順で行くと次は芥川龍之介なんですが、一度も読んだことのない作家さんから攻めてみようかな〜。😸

が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
コレは沼ですか?私は沼にハマってしまったんですか?凪良ゆうさんのBL。まだ2冊目なのに…。ドップリ浸かって抜け出せそうにない。家事を忘れ(たフリし)て読みふけってしまった。幼馴染み。離れてみて気づく気持ち。隠す恋心。三角関係。もう王道中の王道!なのに今まで知らなかった初々しい感動にハッとしてグッとくる。涙目うるうる。む、胸が苦しい〜。沼の中でバシャバシャもがきながら読み終えた気分。あ〜幸せ。続編があるらしい。楽しみが止まらない。グフフッ。
シタンディ
2024/10/23 19:54

凪良ゆうさんの過去作は一時期かなり品薄で超ぼったくりプレミアなお値段がついていたのが、最近かなり重版がかかって定価で手に入るようになったので『まさに今』なタイミングで沼堕ちされたと思います"ჱ̒(˶>‎ࠏ<˶グッ

ほのぼの
2024/10/23 22:24

シタンディさん、コメントありがとうございます。この作品、図書館には蔵書が無かったのでBOOK☆WALKERでポチりました。ちなみに『美しい彼』は図書館で予約待ちしてたんですが、当分回ってきそうにないので、コチラも3巻まとめてポチッとやっちまったのデス。😹

が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
音を集めた絵本。「ぱた ぱた」「ぱしゃっ」「りりりん」車が走る音。卵を割る音。電話のベル。紙を破る。クギを打つ。雷。鐘。風船。花火。楽器。生活の中に溢れている音を擬音語と形で表現。おもしろい!息子が2歳くらいの頃いちばんのお気に入りだった絵本。擬音語は言語によってずいぶん違うはず。原作者のスピアはオランダ系アメリカ人。きっと訳者の渡辺茂男さんはご苦労されたことだろう。いつか原書と見比べてみたい。
が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
『横浜元町…』という文字に釣られた。絵本作家を志している男子大学生が主人公。男なのに「絵本が好き」とか「夢は絵本作家」という事を恥ずかしく感じている、という設定に違和感。(私の好きな絵本作家さんはほとんど男性だ。)登場人物にトランスジェンダー(?)のオネェさんもいるので、この作品はジェンダーを描きたいのか?もしや主役の二人は?もしや店長と元シェフは?とか、あらぬ妄想を抱いてしまった。(笑)初読みの作家さん。楽しかったので他作も読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
『卵の緒』は瀬尾まいこさんのデビュー作、であることを読後に知った。そうか〜ここが原点なのか。他の作品にいろいろと通じている感じがする。【僕は捨て子だ】と確信する少年。しかも【父さんのことは口にしないほうがいい】と小さい時から悟っている。かしこい。訳アリの家庭がちっとも暗くも重くもならない。息子の賢さと母親の明るさが常にこの家庭を平穏に保っている。じつに良い親子だ。じわじわとしみてくるような感動。いい話だったなぁ〜。
が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
これは切ない。泣いてしまう。すーちゃんは40歳になった。保育園で調理師として働いている。【食べることは信じること】あ〜!そのとおりだ。今まで気づきもしなかった。あまりにも本能的で当然のように「信じ」て「食べ」ていた。【誰も信じないで生きてはいけない 生まれながらにして信じる機能がついているあたしたち…なんか、すごーい】ホントにすごい。実家のお母さんの言葉【ごはん ちゃんと食べやんせ】にウルッとした。参考資料の『あなたのために いのちを支えるスープ』辰巳芳子・著を読んでみたい。
いもっこいもこ
2024/10/20 19:48

図書館本なんですね。最新刊って思っていて最終巻とは思っていませんでした。すーちゃんシリーズに終わりが来るって考えたこともなかったです、、。

ほのぼの
2024/10/20 20:03

次作について検索したらマガジンハウス編集部のページに【この後も続きがあるかも?? 乞うご期待】とのこと。期待しましょう!😸

が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
なぜこんなにも次から次へとツラい事が重なってくるんだ。読むのが苦しくなるほどなのに、止まらなくて一気読み。冒頭から訳アリ気な主人公。虐待を受けているらしい少年との出会い。主人公自身の身の上が徐々に明かされて行く。読ませる。常に謎を含ませているのが上手い。時が前後して事の経緯が明かされる度に「えッ!」と驚く。どんだけ追い討ちかけてくるんだ。児童虐待、DV、性的マイノリティ、不倫、自殺、難病、認知症…。積めるだけ積んだ不幸のミルフィーユ状態。でも救いはあった。【どうか、その声が誰かに届きますように】
たまご
2024/10/20 21:01

原作未読で映画を観に行きましたがとてもよかったです。本も読んでみようと思います💪

ほのぼの
2024/10/21 08:23

たまごさん、コメントありがとうございます!映画のキャストを検索しちゃいました。アンさんの正体が暴露されてて驚きました。小説ではソコはかなり重要な秘密だったんですけどね。映画も機会があれば観たいと思います。😺

が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
軽いタッチの絵にほんわかした雰囲気を感じますが、なかなか重いテーマです。「すーちゃん」35歳。カフェの店長。アパートで独り暮らし。「さわ子」もうすぐ40歳。事務職。母・祖母と同居。ふたりとも独身。彼氏ナシ。すーちゃんは結婚願望もナシ。それを飛び越えて既に老後の心配をしている。すでに同居老人になる覚悟か?かたや、さわ子は結婚願望アリ。しかし家には寝たきりの祖母。会社から帰れば介護の日々。すーちゃんの独り言【「元気で長生きがいちばん」って もしかしたら誰かをキズつけてる言葉なのかな】にドキッ。
が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
三十路のベテランOL「姉ちゃん・ちはる」と新米サラリーマン「僕・順平」の姉弟。ふたりの会話が中心の漫画。だいたいソファかテーブルで話してる場面。この姉弟はよく語り合うんだよね。これは「姉」と「弟」の組み合わせならではかな?兄と妹だとこうはならない気がする。だいたい姉ちゃんが語る。姉ちゃんの言葉が深い。そして笑える。「女」の本性を赤裸々に暴露している。【あたし、一日10時間くらいの結婚でいいな〜】には吹き出した。けど、ナイスアイデア!(笑)
が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
おもしろい造りの本。左から読むと『あさ』。子ども向けの一編の詩。これは書き下ろし。右から読むと『朝』。こちらは既刊の詩集から「朝」をテーマにした作品を編集したもの。谷川俊太郎さんの「朝のリレー」を読みたくて図書館から借りて来た。何度読んでも感動。そして同等に吉村和敏さんの写真が素晴らしかった。全てカナダの風景。【朝は曇りたり 雲厚く過ぎたる夜を隠せり】この古風な詩にプリンス・エドワード島の空。不思議だけど絶妙なマッチング。
亀太郎
2024/10/17 22:52

あかん、谷岡ヤスジと空目。

いもっこいもこ
2024/10/18 07:06

おはようございます。いいですね!谷川俊太郎さんに、プリンス・エドワード島の組み合わせですか?探してみます。ありがとうございます。

が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
100ページもあってゴツいですが「絵本」です。試しに図書館で検索したらやっぱり「絵本」の分類でした。若かりし頃、勢いで買ってしまったのですが、子供たちに読み聞かせしたことは一度もございません。(泣)とてもとても長くて音読には向いていません。もっぱらセンダックの絵を楽しみました。バレエ団の公演のために描かれたデザイン画が元になっているので衣装がバレエ。ポーズもバレエ。ネズミさえもが優雅です。あるページには『かいじゅうたちのいるところ』の怪獣クンが潜んでいます。(コレは内緒?)
が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
笑った〜。自由律俳句を初めて知った。ホントに自由だ。「句」というより「つぶやき」のような感じ。【そうだふりかけがある】【シャボン玉が全部こっちに来るが気づかないふり】【カツ丼喰える程度の憂鬱】【ゴールした人を旗まで連れていく係】せきしろとピース又吉の共作。句とエッセイが少し。作風が何となく似ているように感じるのは、お二人が気の合う仲良しだからかな?自由律俳句をもっと読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
小学生の時、それもたった1年ほどの付き合いがあっただけの男女3人。シナリオ・ライター志望の無職、球界のエースで年俸二億八千万、風俗嬢で子持ち。こんなバラバラに成長した3人が再会。人生の勝者と敗者。そんな単純な物語にはしないのが小野寺さんだ。とことん優しい。優し過ぎるかな。主人公(ナオタ)のお母さんの言葉を借りれば「甘ちゃん」だ。そんなにウマく行くかよ!って思わなくもない。でもウマく行って欲しくなる。だって、ナオタ、いいヤツなんだよ。アホみたいにいいヤツ。缶ビールを「クシッ」と開けて、ナオタに乾杯!
が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
帯に「本能寺の変に挑む」の文字。てっきり諸説ある本能寺の変に「万城目説」が加わるのか!?と思ったら…。とんでもない万城目ワールドに放り込まれた。信長さん、寂しがり屋だったのか?(笑)「ぶりぶりぎっちょう」が万城目さんの造語ではないことにも驚いた。実在していたとは…。『ぶりぶり』も面白かったが、『三月の局騒ぎ』が好きだな。しかし、鴨川デルタであの言葉は叫ばないでしょう?【そんなことがあってもいいんじゃないかな。京都だし】って事ですか?『八月の御所グラウンド』から続く『〇月京都シリーズ』次は何月ですかね?
が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
いじめ、自殺未遂、誹謗中傷、遂には殺人。『棘の家』というタイトルどおり、トゲトゲだらけの物語だった。主人公は中学校の現国教師。個人的な感想ですが現国の先生ってカゲが薄い。この主人公も事なかれ主義でクラスのいじめ問題にも見て見ぬ振り。家庭でもカゲの薄い平凡な父親。ところが小学生の娘が学校で飛び降り自殺を図った。原因はいじめ。何とも皮肉な展開。そこから一家はトゲトゲ地獄に落ちる。事件は無事に解決したものの、めでたしめでたし、とは喜べない気分で読み終えた。
が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
大阪人の定番の挨拶(と思われている?)「もうかりまっか?」「ぼちぼちでんな」という言葉。実際にこんな会話を目にしたことは無いけど「ぼちぼち」という言葉には馴染みがある。「まあまあ」とか「そろそろ」とかハッキリさせたくない時に使う曖昧な表現。他の地域の人に通じてるのかな?アメリカ人作家の絵本をコテコテの関西弁で翻訳した今江祥智さんの意図は知らないけど、主人公のカバがどう見ても大阪人に思えてくるから面白い。
が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
【エッセイは苦手ですが頑張って書きました】という「あとがき」の言葉が山本文緒さんらしくて笑ってしまった。まだ新人だった31歳の時に出版されたエッセイ第1号。46歳で文庫化再版の際に加筆。15年の歳月で変わったこと、かわらなかったこと…。自らの【日記を読み返すよう】に振り返った追記に山本文緒さんの人柄が見染み出ていた。けっこう容姿のことについて多く書かれている。写真が掲載されることを減らしたい旨の記述も。最近読んだ凪良ゆうさんの本でお二人のツーショットを目にした。とても素敵な写真だった。私は好きです。
が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
ネタバレ何なんだろう、この読後感の悪さ。うたた寝から目を覚ました時のようなぼんやりした気分。なんか嫌な夢を見てたような気がする。そして、まだ夢の中にいるような感じがしている。ストーリーは謎だらけだった。突然に姿を消した妹。教授の失踪。講師の失踪。友人の自殺。変死体。火事…。何も解明されていない。すべて幻想だったということなのか。追いかけていた「あさとほ」も消えてしまう。【結局、あれはなんだったのだろう】って、こっちが聞きたいわ!
が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
まさか、こんなに泣くとは思わなかった。凪良さんの文芸ジャンル作品を全部読んでしまったのでBLジャンルにも挑戦した。最初の一冊目から想定外の衝撃。切ない。そして優しい。優し過ぎる。読み終えた時、いい人生だったな〜って、〝ひと人生〟終えて成仏したような幸福感を味わった。ライトノベルもBL小説も初心者の私。とんでもない金鉱を掘り当ててしまった。次は何を読もう。ワクワクが止まらない。ウヒヒ。
ほのぼの
2024/10/09 15:55

シタンディさん。映像化されていたとは知りませんでした。できればそちらにも手を伸ばしたいです。😻

シタンディ
2024/10/09 19:03

映像化作品の出来がよすぎて実はギャラクシー賞獲ってますჱ̒✧°́⌳ー́)੭ほのぼのさんきっかけでこっちはおやすみなさい、また明日ぽちっちゃった‪ ·͜·♡‬

が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
平凡なOLだった女性が伝説のスピーチライターに弟子入り。野党の新人候補の選挙戦に参画。目指すは政権交代。マジですか!?って突っ込みたくなるような怒涛の展開。笑えたし、泣けたし、楽しかった。ただ所々にリアルな政治問題が取り上げられているせいで、与党がアノ党で野党はアノ党で…と思い浮かんでしまう。それがちょっと残念だった。(笑)「いますぐに、まっすぐに」良い言葉です。
が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
ヨシタケシンスケさんの寝癖の仕組み解明絵本。寝癖はこんなにも壮大な取り組みの末に造られていたのか!(笑)なにをされても起きない女の子が凄いね。子どもってこんなに熟睡するものだっけ?寝てる子を起こさないように…ってソロソロ・ヒヤヒヤしてた記憶しかない。必殺ねぐせ仕掛け人(勝手に命名)のクルーが実に手際よく働いている様子が素晴らしい。ヨダレを垂らすのにもそんな仕掛けがあったなんて!(笑)
が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
タイトルに「どういうこと?」と思いながら読み始めた。荒井家に生まれた次女の瞳美は4歳になっていた。「ディナーテーブル症候群」という言葉を初めて知った。【愛情は感じるが、つながっていない】聴者の家族の中の〝ろう者〟。たとえ手話で会話ができたとしても精神的な隔たりは埋められないものなのか…。荒井が関わった傷害事件。加害者の娘と被害者の母親。両者の溝は深かった。公判の章では事件の真相に涙した。【親の愛情って、時として子供のためにならないのよね】みゆきの言葉に深く共感。荒井家は今後どうなる?続編をお願いします。
が「ナイス!」と言っています。
ほのぼの
『薫風ただなか』の続編。前作よりかなりミステリー色が強くなり、ハラハラ・ドキドキ。序盤から次々と死人が出て不穏な空気がつきまとう。得体の知れない父親が不気味で仕方なかった。善人なのか悪人なのか。妻と子と離れ、妾と別宅で暮らしているのも何か訳ありかと思ってはいたが…。想像も及ばぬ真相に愕然とした。すべてを察していたかのような妻の言葉に涙。【独りでは、あまりにお辛いでしょうから】何を護るために生きるのか。父親の生き様が淋しくも潔く心に刺さる。主人公の息子を上回る存在感を残した。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/04/06(603日経過)
記録初日
2023/04/06(603日経過)
読んだ本
587冊(1日平均0.97冊)
読んだページ
163682ページ(1日平均271ページ)
感想・レビュー
462件(投稿率78.7%)
本棚
32棚
性別
血液型
B型
自己紹介

子どもの頃、『読書感想文』の宿題が大嫌いでした。

そんなトラウマを克服しようと後れ馳せながら 読書メーターを始めました。

気に入った作家さんを見つけると、何冊もず~っと読み続ける習性があります。

自分と同じ感想を見つけると「そうそう」とうなずきナイスします。
まったく違う感想には「そういう意見もあるか~!」と感心してナイスします。

なので結果、ナイスしまくっています。

今では読書メーターが読書の一部です。
同じ本を読んだ方の感想が読める【共読】がとても楽しみです。
【おすすめ】も参考にしています。
読書傾向が偏りがちな私にとっては矯正器具です。
まだ読んだことのない作家さんをどんどん開拓して行きたいと思います。
おかげで【読みたい本】が増えるいっぽうです。

【お気に入り】の読友さんをもっと増やしたいと思っています。
何度かナイスしたり、して頂いたりした方のプロフィールを拝見するようになりました。
どんな作品を読んでいらっしゃるのか参考にさせて頂いています。
感想には 立て続けにナイスしてしまうこともありますが、どうか御容赦ください。

これからも 素敵な本と たくさんの読者様との出逢いを期待しています。
どうぞよろしくお願いいたします。








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