作中で言われているように、才能のあるマンガ家でストーリーを考える事にどんなに天才でもいきなり舞台の脚本を作ってまともな脚本を書く事は不可能で、ましてや舞台をロクに観た事も無い人が舞台の脚本を書いても学校の体育館で披露するレベルの舞台の脚本が出来上がるだけ、というのが目に見えているので、原作者と舞台の総合責任者たちとよく話し合って一緒に作り上げていく事の大切さが良く分かる内容でした。→

相変わらずアクアの頭脳と問題解決力の凄さもカッコイイですし、登場人物達それぞれにちゃんと考えがあって行動している描写があるので作品に深みもありますし、完成後が高いです。本当に内容がリアルでそれでいてちゃんと面白く作られていて引き込まれますし、ギャグも挟みつつシリアスな展開で次巻への引きも気になる所で終わり続きがメチャクチャ気になります。凄く面白かったです。

そして、女子が凄く可愛くて、歩も無表情ですがいろいろな表情をするようになり、ずっと見ていたい恋愛をしていて微笑ましいです。また、私服姿もオシャレで男子はカッコ良く、女子は可愛く服を着こなされているのも良いと思いました。とにかく登場人物達が魅力的で好感ももてますし、デザインが良いのも恋愛モノとして外せない魅力で内容もドキドキするストーリー内容で凄く面白かったです。少年マンガですが女子にもお勧めできるマンガだと思います。

ままごとを続けて揺れ動く複雑な心理など、それらが詳細に、ちょっとした機微まで表現されて描かれていて、異性として恋愛対象としての好きや、家族として兄妹としての好き、等を描かれつつもどこか歪な恋愛と、絶対にこんな体験をする事は無いのに理解出来てしまい共感すら出来てしまえる優秀な心理描写で書かれています。登場人物達それぞれに抱えている悩みや背景もあって人として存在が薄っぺらくなく、深みもあります。→

また、単なる恋愛モノでは無くて深紅が役者を目指して進んだり、蒼一朗が家族として大切に思っている人達の力になろうとして行動したり、家族の大切さも描かれています。そして、そんな中終盤にぶち込まれるやっぱり歪んだ好きだったり感情だったり、本当に心理描写が巧みで、優秀過ぎてメチャクチャ面白かったです。作中で書かれているラブコメモノ、では無いと思いますが、自分は絶対に経験する事の無い歪んでいる事なのに理解出来てしまい共感も出来てしまえる複雑な心境などを詳細に描いた間違いなく恋愛モノの傑作です。

作中で言われているように、才能のあるマンガ家でストーリーを考える事にどんなに天才でもいきなり舞台の脚本を作ってまともな脚本を書く事は不可能で、ましてや舞台をロクに観た事も無い人が舞台の脚本を書いても学校の体育館で披露するレベルの舞台の脚本が出来上がるだけ、というのが目に見えているので、原作者と舞台の総合責任者たちとよく話し合って一緒に作り上げていく事の大切さが良く分かる内容でした。→

相変わらずアクアの頭脳と問題解決力の凄さもカッコイイですし、登場人物達それぞれにちゃんと考えがあって行動している描写があるので作品に深みもありますし、完成後が高いです。本当に内容がリアルでそれでいてちゃんと面白く作られていて引き込まれますし、ギャグも挟みつつシリアスな展開で次巻への引きも気になる所で終わり続きがメチャクチャ気になります。凄く面白かったです。

また、戦闘シーンも前巻同様上手くなっていて迫力があり見せ方も工夫されていて引き込まれます。雪音が主である神のために進化を果たした稀な神器である、祝の器（はふりのうつわ）になったりなど見せ場も多く面白かったです。ギャグは少し挟まれますがほとんどシリアスな内容で鬱展開も多いので苦手な方には若干低評価になるかもですが私は楽しめました。もう全巻はそろいませんが買ってある分だけでも読んでいこうと思います。

内容が等身大の高校生の内容なのでほとんど全ての人に共感が出来る内容だと思いますし、特殊な設定からその方向にストーリー展開していくのが意外と自然に展開していって、人間関係の難しさや人と関わる事で気付ける事等、本当に共感出来て面白いです。龍の体質が表れて戸惑う事もありながらそれを受け入れていって大切な事に気付いていく内容が良かったです。

前巻が鬱展開でかなり気持ち悪かったですがこの５巻目はそれが気にならないくらい面白かったです。

今巻も面白かったです。

絶対に『魔界戦記ディスガイア』と『魔入りました！入間くん』に影響を受けていますよね。

あー確かにw