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2024年7月の読書メーターまとめ

鉄之助
読んだ本
14
読んだページ
4430ページ
感想・レビュー
14
ナイス
1403ナイス

2024年7月に読んだ本
14

2024年7月のお気に入り登録
6

  • 珍田 浩平
  • Sing oh!
  • n.k
  • なっぷぅ~
  • mosquito
  • えのき

2024年7月のお気に入られ登録
5

  • 珍田 浩平
  • Sing oh!
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2024年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

鉄之助
「瑠璃も玻璃も照らせば光る」。呪文めいたこの言葉に、導かれるように複数の物語が織りなす壮大なドラマだった。輪廻転生。私も「生命は生まれ変わる」説を信じているが、一気に読んでしまった読後感は、「不思議」。それまでエリートコースまっしぐら「べた凪の人生」だった正木竜之介が、人の世のはかなさに直面する。参考文献に上げられている『前世を記憶する子どもたち』も読んでみたくなった。
ゆう
2019/10/08 20:23

はじめまして(*^^*)

ゆう
2019/10/08 20:23

たくさんナイスありがとうございます(*^^*)

が「ナイス!」と言っています。

2024年7月にナイスが最も多かったつぶやき

鉄之助

2024年6月の読書メーター 読んだ本の数:13冊 読んだページ数:3982ページ ナイス数:1492ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/753469/summary/monthly/2024/6

が「ナイス!」と言っています。

2024年7月の感想・レビュー一覧
14

鉄之助
さすが内館さん、脚本家出身だけに会話のリズムが最高。地の文で主人公・ハナの心の声が、歯切れ良くてスッキリ。普段何となく思っている事を代弁してくれた。一般老人はなぜ、お金がないのか? その答えは「貯金するからだ!」 老後のために、とせっせと貯める。「今が老後だろうが」。今使わないでいつ使うんだ。品格ある”衰退”のために、実のあるお金、時間を使おう。
はつばあば
2021/10/05 21:25

「衰退を受け入れる、菩薩の心・・」流石です(#^.^#)。衰退を受け入れるならシルバグレーにならねばならないし、菩薩の心を持てば娘達からおかんがおかしくなった・・と心配?恐怖に慄くような目でみられる(笑)。まだまだその域には・・(;´∀`)。耄碌婆・ボケ婆でもう少しこの世を闊歩します(^^♪

ぱるる
2021/11/28 09:57

内館さん脚本家出身だったのですね。リズムの良さはそこから。納得です。

が「ナイス!」と言っています。
鉄之助
「瑠璃も玻璃も照らせば光る」。呪文めいたこの言葉に、導かれるように複数の物語が織りなす壮大なドラマだった。輪廻転生。私も「生命は生まれ変わる」説を信じているが、一気に読んでしまった読後感は、「不思議」。それまでエリートコースまっしぐら「べた凪の人生」だった正木竜之介が、人の世のはかなさに直面する。参考文献に上げられている『前世を記憶する子どもたち』も読んでみたくなった。
ゆう
2019/10/08 20:23

はじめまして(*^^*)

ゆう
2019/10/08 20:23

たくさんナイスありがとうございます(*^^*)

が「ナイス!」と言っています。
鉄之助
「若者人口が減ったからスキー人口が減ったのではない。スキー人口が減ったから人口減少が起こったのだ」 序章のこの言葉に大きく共感する。劇作家らしい、鋭い感性で世間をえぐっている。トキメキの、偶然の出会いの場が減ったから男女の営みも減ったのだとオリザさんは主張する。「日本が他民族と闘って明確に敗れたのは、663年の白村江の戦いと、1945年の第2次世界大戦以外にない」だから過剰な「不敗神話」が生まれる、とも。示唆に富んだ1冊だった。
にいたけ
2021/06/06 06:50

いただきます☺️

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鉄之助
スポーツ新聞社のスクープ合戦など、内幕ものドラマ。著者が記者出身だけあって、休刊日に発行する新聞社の利ザヤの大きさなど、アルアル・ネタが随所にあった。しかし、プロ野球の監督人事、トレード話に多くのページが割かれ、興味がない身にとっては、読み飛ばすしかなかった。電車内で新聞を読む人が、めっきり減ったのは、地下鉄サリン事件以来、という指摘は面白かった。駅構内などから完全にごみ箱が撤去され、「読んだら捨てる」スポーツ紙を買わなくなった。ある意味、「真実」だろう。
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鉄之助
これまで「男の論理」でのみ語られていた連合赤軍リンチ殺人事件を、「女の論理」で見つめ直した意欲作。事件後、収監されるも生き残った女性を主人公に、周囲の人物を含めた心理描写が巧みで、最後まで読ませた。エンディング、思わぬ展開になってホッとさせながらも、余韻が深く残る好著だった。
はる
2020/05/02 18:13

女の論理 な~るほど ですね。ピンクヘルメット被った中ピ連なんて言う結構な実力行使派女性たちもいたけど。女性の内面は複雑だということを描いていますよね。男は菅原文太さんとか任侠の世界に惹かれていたようですが 。

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鉄之助
タイトルと表紙のインパクトに惹かれ、手に取ったが、濃密な中身に圧倒された。「ズー」それは動物をパートナーとし、中には性の対象ともする人たち。当事者20人以上と寝食を共にしながら、困難なインタビューを積み重ねたであろう、その過程が実に伝わってくる。著者自身が、”性暴力の被害者”だということをカミングアウト。相手の心にすっと入っていく彼女でなければ書けなかった。この本が提起する、セックスとは何か? 人間とは何か?を読後ずっと考え続けている…自分に驚いた。
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鉄之助
俳優=ワザオギと、色を売る=アヅナヒの関係。「芸(ゲイ=ホモセクシュアル)は身を助く」の歴史的考察など。「小沢昭一的世界」が繰り広げられる。香具師(てきや)の啖呵売(たんかばい)、見世物口上の採録が貴重な資料となっている。
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鉄之助
表紙が良い。深い海をイメージする青の上に、腕組みした男性と腰に手を当てた女性従業員の眼差しが強く熱い。誰もが「復興まで何年かかるか分からない」とあきらめかけた日本製紙・石巻工場の「奇跡の半年再稼働」をリアルに追った1冊。実はこの工場、日本の出版界を支える洋紙の1/4を生産。歴史的に見ても、前身である東北振興パルプ(株)は、昭和の三陸大津波(昭和8年)で疲弊した東北救済を目的として設立された、という因縁を丁寧に取材した筆者の姿勢が共感できる。
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鉄之助
日本中、いや世界中に、いま「困ってるひと」が大勢いる。著者は、ビルマ難民を支援する大学院生だったが、突然、難病に。壮絶な”検査地獄”の末の、約1年後、病名が確定されるが…。ここからも困難な日々が、これでもかと続く。これまで「難」を観察する側だった著者が、病を得て「難」の当事者に。その立場の急変は、私を含めて誰にでもあり得るのだ、と思った。しかし、天然の明るいキャラで文章は綴られていて、読んでる方が勇気をもらえる。
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鉄之助
前回1964年の東京五輪。幼稚園児だった私も、国道に並ばされ聖火ランナーを見た。もうもうと上がる白煙を今も、はっきりと覚えている。当時の空気感を、見事に再現してくれた1冊だった。「身の回わりのすべてが青春」だった日本。しかし、明るいばかりだったわけはない。水不足で昼7時間も給水制限せざるを得なかった「東京砂漠」。五輪関連の建設工事の事故で300人以上も亡くなった。この作品では「人夫たちはオリンピックの人柱」と表現されている。圧倒的なサスペンスにはらはらしながら、一気に読了。今年の夏が楽しみだ!
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鉄之助
注目の脳科学者・中野信子の「いじめ」本だけに、ズバッと切れ味良し。いじめのメカニズムのヒントになった。「いじめ根絶」を訴えて、なんとなく安心することの危険性がよく分かった。
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鉄之助
初っ端から、刺激的。ダッカの”残飯市場”から旅が始まった。時代は、バブル前、飽食のニッポンである。「東京では日々50万人分の食事が捨てられている。いつか、それが逆転はしまいか」。辺見傭の視点に、思わず引きずり込まれた。現代日本の危うさ、が既に予言されているようだった。エイズの村やチェルノブイリの放射能汚染地域…その現場に足を運び、時には一緒に暮らす筆者だからこその説得力があふれていた。「食」の前には、民族も主義・思想もみな平等…。27年前の発刊だが、全く古さを感じさせないノンフィクションの名作だった。
みらあ
2021/08/23 00:03

20年ほど前に読んだのですが、衝撃的で忘れられない1冊です。「一粒のお米には7人の神様がいる」と言われて育ちました。『食べること』を見直すため、また読みたくなりました。

ちさと
2022/08/28 23:11

27年前発刊なんですね〜私が読んだのもかなり前でしたが今読んでも名作とは(^^)再読したくなりました!

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鉄之助
「どうしてウケるのかだけを40年以上考え続けてきた」ナイツの塙宣之が、「笑い脳」で分析したお笑い論。Mー1グランプリを短距離走に例え、4分のネタに凝縮する笑いのうねりをわかりやすく解説してくれた。ナイツの場合、中から長距離走タイプのコンビであり、「小ボケ」の積み重ねで爆笑を誘う芸風。コンビそれぞれの、持ち味があって、それが良い。「言い訳」が具体的で面白く、妙に納得させられた。
が「ナイス!」と言っています。
鉄之助
日本人の国民性に、勤勉性と共に「故障フェチ」「故障自慢」がある、とは自分の周りでもよく見かけるアルアル・ネタだ。「剣道部の臭さ」も面白かった。単に臭いだけでなく、「十代の若者」のこれから育っていく者の「成長の匂い」が臭さを相殺して不快ではない。フムフム共感。
にいたけ
2021/04/20 12:53

故障自慢あるある😆病気自慢とかも🤣

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/03/18(2834日経過)
記録初日
2015/03/18(3565日経過)
読んだ本
857冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
247122ページ(1日平均69ページ)
感想・レビュー
673件(投稿率78.5%)
本棚
8棚
性別
血液型
O型
職業
専門職
現住所
青森県
自己紹介

 野山獄での1年2か月に618冊読み倒した吉田松陰、無実の罪で勾留された大阪拘置所での5か月半に164冊読んだ元・厚労省の村木厚子さんには、遠~く遠~く及びもつかないが、「本の虫」です。次に読む本が、手元にないと落ち着きません。
 宮沢賢治『注文の多い料理店』の「序」、に命救われた経験を持つ歴史小説マニア。特に、幕末から明治維新が大好物!!

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