読むこと、書くこと、居眠りすることが好き。生活のために仕事も。家事や庭仕事もなんとか。
読書は雑食系かな。でも、読めるのは月に十数冊なので、実際には幾つかのジャンルに限られてるみたい。
苦手なのは、専門書や法律、マニュアル本など。
小説やエッセイを書いたりしてます。
バイクでのミニツーリングを折々。
グルメ、スポーツ、コンサートも楽しみたいけど、仕事や家事でなかなか実現しない。昨年(23年)末、薪ストーブ設置。庭木の枝葉を焚き火代わりに燃やしてます。薪はなくて柴だけなので、心底寒い時だけ。焔と共に柴の燃えてはぜる音が心地いい。
外部ブログも20年以上になりました:
日々の日記:「壺中山紫庵」 http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/
創作の館:「壺中方丈庵」 http://atky.cocolog-nifty.com/houjo/
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ここには書かないが若き日の経験に端を発し思索を深めてきた結果なのである。本書では「自然科学の内部の階層(素粒子の階層、原子・分子の階層、より複雑な物質構造や生物の階層)は、もちろんのこと、心や意識、芸術、宗教の階層までが語られていく。」 本書が素晴らしいのは量子物理学などの専門的な知識を土台に、例えば意識ならば、「意識研究の歴史と現状を示し、現在ある有力理論の立ち位置が見て取れるようにしてくれる」。
「言語の誕生や社会性の起源、宗教や芸術の進化論的役割など、論争の多いホットな分野についても、誠実な語り口で、それぞれの領域の見取り図を与えてくれ」たりする。「時間の始まりから終わりまで、さらに時間の終わりを越えたその先までを見ていくが、その旅のガイド役として(中略)「エントロピー」と「進化」というふたつの有力な概念」を使う。
このガイド役はつまりは無類の専門家であるグリーンであることは言うまでもない。とにかく面白い。原注も充実していて(80頁!)、吾輩は欠かさず読んだ。興味を覚えた話題があれば、参考にすべき文献が示されていて、まさにガイド本としても目配りが利いていて、貴重なのである。
本書については、随時呟いてきた。(中略)まあ、きりがない。実に深く広く且つ面白い書だ。このままではメモやら呟き続きになり、読み進められないとメモは早々にやめてしまった。 http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/2022/02/post-af9bef.html