読書メーター KADOKAWA Group

2024年3月の読書メーターまとめ

雪月花
読んだ本
5
読んだページ
1571ページ
感想・レビュー
5
ナイス
321ナイス

2024年3月に読んだ本
5

2024年3月のお気に入り登録
1

  • toshi

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • toshi

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

雪月花
ネタバレ字が大きく漢字も少なめでティーン向けかな、と思ったが、中学時代の自分と重なる部分も多く、どんどん引き込まれた。主人公こころの傷ついた心がどう変化し癒されていくのか。かがみの向こうの秘密のお城の中だけで会える中学生たちの関係性が徐々に変化していき、それに並行してリアル世界で閉ざされたこころの心も少しずつ開かれ、自分の気持ちを声にする勇気も出てくる展開に、こころを応援したくなる。お城での時間も終わりに近づく3学期、リアル世界の中学校に行くことができるのか。下巻に続く。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

雪月花

雨の多い早春ですね。もう3月も中旬になってからの2月の振り返りです。先月は『ものまね鳥を殺すのは』と『デジデリオ-前世への冒険』がとても印象に残りました。3月は多くの方々に読まれ、評価も高い小説たちを中心に読んでいます。2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:2068ページ ナイス数:366ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/518028/summary/monthly/2024/2

雨の多い早春ですね。もう3月も中旬になってからの2月の振り返りです。先月は『ものまね鳥を殺すのは』と『デジデリオ-前世への冒険』がとても印象に残りました。3月は多くの方々に読まれ、評価も高い小説たちを中心に読んでいます。2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:2068ページ ナイス数:366ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/518028/summary/monthly/2024/2
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
5

雪月花
ネタバレ最初からインパクトのある卵子の話で始まり、つらつらと関西弁で綴られる語り手の文章が最初は読みづらかったが、同じ女性として理解できる面も多く一気読みした。豊胸手術をしたい姉の巻子と、望むと望まざるにかかわらず女の体になっていくことに戸惑うその娘緑子が語り手の家で過ごす3日間。ふくよかな美乳に憧れる巻子の気持ちもわかるが、ずっと豊胸手術の話をし続ける巻子に多少辟易する語り手や反発を覚える緑子の気持ちもわかる。最後の卵ぶちまけ場面は卵子を意識するだけに卵を登場させる効果があり、同時に緑子の殻が破れた気がした。
が「ナイス!」と言っています。
雪月花
ネタバレ下巻は更に面白くなって、鍵を見つけることができるのか、見つけたらみんなはどうするのか、先が気になってしまい、ほぼ一気読みだった。パラレルワールドと思わせておいて、実は時空も超えて入り混じる世界だったとは!お城の世界の中だけでなく、リアル世界の方でもこころの周辺に変化があり、その心理描写に涙する。世界は一つじゃない。苦しかったら逃げてもいいし、絶対に自分をわかってくれて心を通わせることができる人は存在する。そんなふうに感じた。
が「ナイス!」と言っています。
雪月花
ネタバレ個人的には上巻の海外での生活の方がワクワクしながら読めたのだが、神戸の大震災を経て、主人公の歩と友人の須玖が疎遠になってしまうところや、様々な個性の持ち主が集まる東京という大都会で歩がどう成長していくか、その青春時代の微妙な心理がうまく描かれている。自分と重なる部分もあって興味深かった。離婚後も家族の幸せを考えてくれる優しい僧侶のような父が本当に僧侶になる展開もさることながら、ますます突飛な行動に出て世間の注目を浴びるようになる姉と、強引に再婚してしまう母との家族関係がどうなるのか予測がつかない。下巻へ。
が「ナイス!」と言っています。
雪月花
ネタバレ字が大きく漢字も少なめでティーン向けかな、と思ったが、中学時代の自分と重なる部分も多く、どんどん引き込まれた。主人公こころの傷ついた心がどう変化し癒されていくのか。かがみの向こうの秘密のお城の中だけで会える中学生たちの関係性が徐々に変化していき、それに並行してリアル世界で閉ざされたこころの心も少しずつ開かれ、自分の気持ちを声にする勇気も出てくる展開に、こころを応援したくなる。お城での時間も終わりに近づく3学期、リアル世界の中学校に行くことができるのか。下巻に続く。
が「ナイス!」と言っています。
雪月花
ネタバレ左足からこの世に生まれ出たという最初の一文からもう面白くて、止まらなくなる。イランから日本へ、そしてエジプトへと舞台が移り、イランで生まれエジプトでも暮らした著者の回顧録なのであろう、子どもの目線から見た中近東の暮らしがとても興味深い。猟奇的な姉とナルシストの母と会社人間だが優しい父とのカイロでの生活で出会った現地人との交流、特に少年ヤコブとの友情に温もりとノスタルジーを感じる。だが幸せな生活は長く続かず、不穏な空気が漂い始める。中巻に続く。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/10/26(3471日経過)
記録初日
2014/09/23(3504日経過)
読んだ本
285冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
94273ページ(1日平均26ページ)
感想・レビュー
281件(投稿率98.6%)
本棚
8棚
性別
血液型
O型
職業
サービス業
自己紹介

枕元にはいつも何冊かの本。本に囲まれて寝るのが好き。紙の匂い、印刷の匂いが好き。
電子書籍は読みません。

明日死ぬとしたら、一番後悔するのは世界にたくさんある読みたい本を読まなかったことだと思いつつ、毎日少しずつ読んでます。
洋書も好きです。

読書メーターに登録したのは2014年だったのですが、
2020年まで放置していました。
この楽しみを知らずに、もったいないことをしました。
皆様の読まれた本やその感想を見るのも楽しみです。
好んで読むのは、ミステリーと歴史小説。
人の弱さや人情、人生の悲哀を感じられる小説が好きです。



【2024年の目標】 
・ 今年も洋書と和書を半々くらいで読んでいきたいです。
・ 積読本も毎月1冊は消化していきたいです。
・ 『源氏物語』を再読。


【今年読みたい作家さん】

谷崎潤一郎、中山七里、梨木香歩、夏目漱石、三島由紀夫、
山本文緒、イアン・マキューアン、ジョン・スタインベック、
ジュンパ・ラヒリ、トニ・モリスン、パトリシア・ハイスミス、
ウンベルト・エーコ、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ、
ヴァージニア・ウルフなどなど

・いわゆる名作とされている作品を月に一冊は読む。
(英ガーディアン紙が選ぶ必読小説含む)

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう