名前はアナーキーですが、アナーキーなところなんか何もない穴開き靴下です。でも穴が開いている日なんてそうそうないので、たいていはただの靴下です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■好きな作家
ポール・ギャリコ
ミヒャエル・エンデ
ジョージ・マクドナルド
ジョーン・エイキン
カレル・チャペック
コーネル・ウールリッチ(ウィリアム・アイリッシュ)
スティーヴン・キング
アンナ・カヴァン
いとうせいこう
江戸川乱歩
山川方夫
田村隆一(詩人)
高橋葉介(漫画家)
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます
資本主義への問題提起としては、ミヒャエル・エンデの作品を思い出すが、エンデは拝金主義批判のような、個々が足るを知ることでみんな心豊かに、と思わせてくれるものが多いと思う。腫瘍を切除できるかのように。しかし本書は資本主義を血肉としているアメリカの姿が描かれている。善も悪もないまぜで、ただ自然の摂理があるのみの力強い姿が。欧米と一括りに考えがちだったが、アメリカとヨーロッパではそもそもの土壌が違うのだと強く認識した。