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2024年10月の読書メーターまとめ

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2024年10月に読んだ本
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2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

tonnura007
死亡したALS患者に安楽死の疑いが。血中から検出された薬物と電解質異常からドクターデスの模倣犯の可能性が示唆される。犬養刑事は捜査に乗り出すが、安楽死による死者はさらに増える。 安楽死という難解なテーマを主軸にした作品。被害者自身が被害者と思っていないところが非常に難しいところである。ラストはやや性急だが著者らしいどんでん返しともいえる。安楽死の議論は甲論乙駁だが、国家が安楽死を法制化する背景には医療費削減の思惑があるように思えてならない。前作は未読でネタバレになったが、テーマが興味深く是非手に取りたい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

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2024年10月の感想・レビュー一覧
18

tonnura007
死亡したALS患者に安楽死の疑いが。血中から検出された薬物と電解質異常からドクターデスの模倣犯の可能性が示唆される。犬養刑事は捜査に乗り出すが、安楽死による死者はさらに増える。 安楽死という難解なテーマを主軸にした作品。被害者自身が被害者と思っていないところが非常に難しいところである。ラストはやや性急だが著者らしいどんでん返しともいえる。安楽死の議論は甲論乙駁だが、国家が安楽死を法制化する背景には医療費削減の思惑があるように思えてならない。前作は未読でネタバレになったが、テーマが興味深く是非手に取りたい。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ日露戦争から第二次世界大戦まで、満州の架空都市で繰り広げられる領土と民族を賭けた戦いを描く。国家・民族が入り乱れる満州という白紙の地図に拳を打ち込む。 とにかく圧巻。分厚い書を手にした時の重さ以上に内容が重たい。 細川の演説での一説「なぜ世界から拳がなくならないのか。その答えは地図にある。世界は狭すぎる」は、まさにその通り。歴史を振り返っても、他者と争い続けることしかできないのは人間の性なのかと思える。 「建築とは時間」という言葉は名言だと感じた。どんな局面でも建築物を破壊することほど無益なことはない。
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四季報を投資の必須アイテムとして読破し続けている著者が投資における先読みについて解説。内容はこれまでの著作とかなり被る。個別株の長期投資において重要なことは事業が存続・発展することであるため、その事業が10年・20年先も伸びる分野なのかを考えることが重要。目先の利益を得ようとニュースに飛びついていると機関投資家の思う壺(EVや半導体、生成AIなど)。但し、個人投資家が本書で解説されている四季報や日経新聞から情報を得る手法で投資を成功させるためには、多くの時間を費やす必要があり実際のところは難しいと思う。
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ネタバレテレビ局の守谷は異動先で吾妻から1枚の絵だけで展覧会を企画したいと持ち掛けられる。その絵は吾妻が祖母から譲り受けたという不思議な絵。「ISAMU INOMATA」という署名を頼りに調査し、秋田のとある一族に辿り着く。一族には油井の深くに沈む秘密が。 一枚の絵から歴史を探るさまと現在と過去を行き来しながら真相に近づく過程がよかった。芸術のみならず、終戦間際の土崎空襲、戦争孤児や養子といった家族の問題、発達障害まで、内容が盛り沢山だがちゃんとまとまっている。著者の筆力に舌を巻く。
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ネタバレ京人から蔑まれる童たち。鬼と恐れられる酒呑童子こと桜暁丸は京人への復讐を誓う。「全ての童と呼ばれる者たちへ檄を飛ばす。この国に問う。人はどうあるべきかを」 歴史とは勝者の論理なのだと改めて実感した。本文にある通り「確かに立場が違えばものの見方も変わり、生き方も様々なはずである」が、摂関家中心の世では京以外は化外とされ、現代の正論は通用しない。自分も頼光四天王が鬼退治したという認識であったが見方をかえると全く違う話になる。 ラストで桜暁丸が「鬼に横道なきものを!」と言伝するシーンには目頭が熱くなった。
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殺人現場となったマンションに瑕疵借りの藤崎が入居。そこに愛犬を捜す秋枝が現れ、藤崎は犬を見つけ出すことに成功する。その後、とある戸建ての家主である秋枝自身から藤崎に依頼が入る。母子が訪れた後、行方不明になったため近隣住人から犯人扱いされているという。藤崎は秋枝とともに戸建てに入居するのだが、 瑕疵借り藤崎の第2作。前作は短編だったが本作は長編。また本作では視点が藤崎のものとなっており前作とはテイストが大きく違う。図面を使った謎解きは面白く、結末にも驚いた。普段は淡泊に振舞っている藤崎の人間味が感じられた。
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ネタバレ英都大学ミス研初の女性部員となったマリアはアリス、江神を伴って孤島の別称へ。数億円という値のダイヤの隠し場所を推理する3人だが、嵐となった夜、滞在していた客が銃殺されてしまう。無線が破壊されて島に孤立してしまったアリス達は謎を解明しようと推理展開するが、事件はさらに続いてしまう。 3回目の読了。クローズドミステリー定番の展開で好き。密室、ジグソーパズルのダイイングメッセージ、モアイの暗号と謎が満載。特に自転車を使う謎解きは秀逸。前作よりも文章や人物描写、謎解きの展開が自然に感じられすごく読みやすいと思う。
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暇とは何か、退屈とは何か。豊かになると人は退屈して不幸になる。しかし動物の中で退屈するのは人間だけで、退屈することこそが人間である証拠であり自由がある証拠と言える。 暇と退屈というテーマで人間の生き方を考察した本。切り口が面白く、深掘りして追求していく過程が楽しかった。あとがきにもあるように結論に飛びつくのではなく、読者も一緒に思考するような作りになっているのがよい。 個人的に疑問だったのは、退屈するのは人間だけであると結論付けるのが根拠薄弱と感じた点。暖衣飽食の動物園の動物たちは退屈しないのだろうか。
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tonnura007
中間管理職や若手マネージャーに向けた一冊。プレーヤーとして優秀でも、リーダーになると活躍できなくなる人がいる。それは役割や心構えが変わったことに気づかず同じように振舞っているからということ。ルールや目標値をはっきりさせることや過程ではなく結果を重視すること。一見すると冷たいと感じるようでも、その方が公平で正しく人を評価できる。 リーダー論で最近もてはやされるのは「心理的安全性」だが、識学の考えと相容れない部分が多いと感じる。個人的な印象だが、識学は「韓非子」、心理的安全性は「貞観政要」に近いように思う。
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松浦あさひは夫の転勤により退職し夫の実家の横の貸家に引っ越すことになる。夫の家族と触れ合いながら日々過ごすこととなり、そして見たこともない黒々とした獣と遭遇する。さらには一人っ子のはずの夫の兄だとい自称する人物に出会うのであった。 田舎に転居してからの時間の流れがゆっくりで、何気ない日常を描いているのだが不思議と退屈しない。黒い獣がいったい何なのか、穴とはいったい何なのか、よくわからないまま終わってしまったが、何とも言えない独特の世界観を味わうことができた。
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読書離れに警鐘を鳴らす。グローバリズムが叫ばれる昨今では実利を重視されがちである。「子供に英語やITを詰め込めば国際人になって多様な価値観が育つ、というのは実に浅はかな人間観である」、、、非常に手厳しいご意見だ。親や教師が教えると思想教育になり得るため、国語教育を通じて本を読む力を育むことが重要というのは納得。また「ルビを振る」や「漢字は書けなくてもいいから読めるようにする」というのは、子供が読書しやすくするために合理的である。 但し電子書籍の影響は現時点で不明であり紙媒体に劣ると決めつけるのはやや早計。
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ホームズの元を訪れたのは美しき依頼人モースタン嬢。毎年誕生日になると大粒の真珠が送られてくる、しかも今年は真珠の送り主から呼び出されているという。ホームズはワトソン、モースタン嬢と向かった先で事件に遭遇する。 名犬トービーとの捜索やテムズ川での追跡劇など、探偵として真相を究明しようとするホームズの姿が格好いい。コカインに執着する様子も興味深い。本書ではワトソンが自身の恋心と葛藤するシーンも注目であり、まさに盛り沢山な内容。 また、犯人が運命に抗えず自身の人生を振り回された過去を語るシーンも印象的。
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tonnura007
生命体監視社会も進化するととても楽しいディストピア?「消化管のあるやつは全員客!」という太陽系外縁部のラーメン屋。ある日突然家に現れた岩は家族なのか。 SF短編集。どの話もピリッとアクセントが効いていて読み応えがある。どの話も面白いのだが、個人的には「人間たちの話」と「記念日」がお気に入り。「人間たちの話」では、生物とは何かを討論する人間たちを俯瞰的に見られている様が非常にシニカル。著者の意図はわからないが「記念日」は、カフカの「変身」のテイストを感じた。岩に対する心情変化の描写が良かった。
が「ナイス!」と言っています。
tonnura007
ネタバレ医療×ミステリーだが、社会派・サスペンスという色も強く盛り沢山でお腹いっぱい。盛り沢山な内容が非常に巧く噛み合ってまとまりがあるミステリーだと思う。 密室事件の解明に背理法を導入している点は面白い(背理法を生理的に受け付けないという人がいる点で万人受けはしないかもしれないが) 気になる点は一つ。溺死して一日近く経過した遺体の顔貌とは?武田と瓜二つということがありえるのか。 溺死体が他の病院に搬送されたなら全く違う結末を迎えたのだろう。また、武田の母が存命なら真相究明の展開も全く異なるものになったのだろう。
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tonnura007
マイン社の実験都市アガスティアリゾート。個人情報はもちろん、聴覚や視覚の情報の全てをマイン社に提供する代わりに、働かなくてもよいほどの収入を得られる。とてつもない倍率を潜り抜けて理想郷へ移住した人達だが、、、 冒頭に出てくる個人情報を提供するシーンに嫌悪感を抱く人は多いと思うが、現実世界では抵抗感なく行われていると感じる。SNSでは個人情報を自ら曝け出したり、検索サイトや通販サイトでは自分に関連する情報が提示されたりする。 本書はSF小説ではなく現実世界をSFのように描いたのではないかとすら思えてしまう。
tonnura007
2024/10/09 12:37

「ものごとを深く考える」のが悪いことであると、「ものごとを考えず」に口にしている。(p241) 理想郷に暮らす人たちがあまりにも何も考えずに生きている様子を見ていて背筋が寒くなった。考えなくなると人間ではなくなる。

が「ナイス!」と言っています。
tonnura007
決算書を隅々まで読まない。企業決算書の情報量は膨大だが会計士でもなければ労力を最小限にして必要な情報を得るべきである。本書ではタイパ・コスパ重視の決算書の読み方を指南する。 個人投資家が個別株投資をするには企業情報の収集が大事になり、そのメインとなるのが決算書である。しかしどこから手を付ければいいのかわからず途方に暮れる。類書も多いが本書は表やグラフが見やすく図示されている点が良い。初めて決算書に挑むという場合はとりあえず本書を手に取ることでかなり読めるのではないだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
tonnura007
飼育小屋のウサギが消えた。密室である小屋からウサギはどうやって消えたのか。この謎に挑むのはおなじみミステリトリオ。 本作は密室からウサギをどうやって消したのかというトリックがメイン。古典的名作でも扱われているアレなので、ミステリ慣れしているとすぐにわかってしまう。が、子供が読むとアッと驚くのではないか。また難解な密室トリックではなく小学生でも十分に理解できるトリックにしているところが非常に良い。いつも通り伏線の散りばめ方も上手。
が「ナイス!」と言っています。
tonnura007
ゲームイベントの為に館に集められた素人探偵。しかし命を懸けた推理ゲームに豹変し、現実世界とVR空間の両方で推理合戦の駆け引きがおこる。 館もののデスゲーム。竜泉家シリーズ第3作だが、タイムトラベルや異形といった特異な設定はない。 推理合戦における反証システムも面白いし、VRシステムを利用したトリックにも満足。トリックは非常に精緻で、壮大なパズルが見事に嵌まり込む。完成度の高さに脱帽。著者の頭脳明晰さがよくわかる。非現実的な設定や動機について批判が出るかもしれないが、それらは無視できる程にトリックが見事。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/03/19(615日経過)
記録初日
2023/03/20(614日経過)
読んだ本
284冊(1日平均0.46冊)
読んだページ
85428ページ(1日平均139ページ)
感想・レビュー
188件(投稿率66.2%)
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