読書メーター KADOKAWA Group

2022年12月の読書メーターまとめ

kaho
読んだ本
36
読んだページ
8731ページ
感想・レビュー
36
ナイス
6999ナイス

2022年12月に読んだ本
36

2022年12月のお気に入り登録
4

  • まふ
  • 山ろく
  • りんか
  • 貴

2022年12月のお気に入られ登録
4

  • まふ
  • 山ろく
  • 貴
  • 山口透析鉄

2022年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

kaho
22寅猫本イベントに掛けて、長らく気になっていた一冊。こーれは面白かった!癖も強めではあるけれど、取っ付き良い面白さに そこは必携の要素だろうし、作者さん自身の人生経験が直接的に影響しているだろうことから、嫌味がない。3000近い登録があるのも頷ける。SF的であり、ファンタジー系であり、社会派。
棕櫚木庵
2022/12/20 16:35

ラヒリは私も一冊読んだだけですけど,今見たら,その訳本,20年以上前に出てる.読んだのは2,3年前.頭抱えたくなった・・・いや,意味不明の呟きごめんなさい m(_ _)m

kaho
2022/12/20 16:43

私も(笑)似たようなもの…(*´∀`)♪

が「ナイス!」と言っています。

2022年12月にナイスが最も多かったつぶやき

kaho

小天使ブリュッセルをゆく… >>数年ぶりの、 小さな天使&大きな天使の集まるハードな一仕事が終わりました。年内も、あとちょっと…寅猫本もクリスマス本も未だ読み足りない感はありますが…のんびり行きます(笑) 写真のケーキは、天使たちのためにお友達が手作りしてくれたものです💕とても美味しかった。皆様も、よい年末年始をお過ごしください🎄

小天使ブリュッセルをゆく… >>数年ぶりの、 小さな天使&大きな天使の集まるハードな一仕事が終わりました。年内も、あとちょっと…寅猫本もクリスマス本も未だ読み足りない感はありますが…のんびり行きます(笑) 写真のケーキは、天使たちのためにお友達が手作りしてくれたものです💕とても美味しかった。皆様も、よい年末年始をお過ごしください🎄
兵士O
2022/12/25 19:35

美味しそうな手作りのケーキですね。クリスマスもやがて終わる……(/_;)

kaho
2022/12/25 20:00

兵士さん こんばんは☆そうですよ~色々とドンドン終わっていってしまいます。そして、ドンドン生きている時間も減っていく(笑) やりたいことを、やれる時にやっておかなきゃ…🎄 けど、クリスマスが終わっても、次はまたきっと素敵な一年が待ってますよ☆

が「ナイス!」と言っています。

2022年12月の感想・レビュー一覧
36

kaho
22寅猫本。プロコフィエフ、パステルナークとほぼ同級生世代のロシア文学。展開も結末も形式に綺麗に沿った整った物語なので ツラーっと読めてしまう上に、最初に悪魔の手にかかる死者が”ベルリオーズ”氏であることを想えば、展開部で楽しまされる悪魔と魔女の狂宴は"幻想交響曲"そのものの 可笑しくなるほどに派手な山場を見せてくれる。しかしこの作品にあるパッションとメフィストの交差による笑いは、当然素直なものではなく、ショスタコーヴィチのシンフォニーにあるような 宗教と社会へ向けた投げ遣りな程の苦痛の哄笑だろう。
kaho
2023/01/03 01:48

"Мастер и Маргарита" Михаи́л Афана́сьевич Булга́ков(1891-1940)ロシア帝国支配下のウクライナ-キエフ生。発禁、上演禁止、のうちに亡くなっており、お約束通り'53のスターリンの死去後、ブルガーコフ未亡人エレーナに残された生原稿は1966に作者死後26年経ってようやく陽の目を見、削除無しの完全版はフランスで翌年'67年、刊行される。…とても才能のある作家さんだと思う。他の作品も読んでみたい。

が「ナイス!」と言っています。
kaho
22寅猫本…今年のシメの一冊。丸谷氏の和田誠と組んだエッセイ集で、大正14年生まれの人らしい古い仮名綴りもそのままに、味わいあって大晦日に暖かな部屋で冷酒飲みつつノンビリ読むには悪くない選書だった。食にまつわる話題が多いが(懐石料理でも最初からご飯があると嬉しいのに…とか非常に共感w)、ベルトと呪術の関り、評論家が存在することの芸術にとっての意味、ガルボ実は男性?、文学研究における古典文学の本歌探しの苦心、クレオパトラって実はギリシャ人なのにアフリカ妖艶系美女認識されちゃってるよね…等々、どれも面白い。
kaho
2023/01/02 03:32

寅猫本、読みかけの本がいくつか残ってしまったが、それも入れてしまうと、61冊の出会いとなった。楽しい一年だった。22寅猫本本棚☞ https://bookmeter.com/users/910538/bookcases/11838344?sort=book_count&order=desc /22寅猫本一旦シメのつぶやき☞ https://bookmeter.com/mutters/248630911

が「ナイス!」と言っています。
kaho
全体二部構成。前半は特にヒトラー政権時での ドイツの精神文化の基盤となる"森-王者狼"という君主文化を背景にしたドイツのロマン主義的哲学観をヘルムート・プレスラーの論をベースにして説き、そこからその「犬性」を定義(ヒトラーは猫を嫌ったというより黙殺、西洋はそもそも猫を尊ばないという話でもある)。後半は 武家政権以降の日本史を 江戸~明治;猫性社会/戦時~'95;犬性社会/'95以降脱企業社会;猫性社会の三期に分け、その文化が時期ごとの社会にどう影響を受けて 猫-犬-猫という変遷結果に映るのか を読み解く。
kaho
2023/01/03 13:49

22寅猫本。タイトルは最近の軽め系新書にありがちな言い過ぎ似非モノ感が漂うし、著者氏は学者さんではないという範囲で、意外と面白かった。江戸時代…特に綱吉政権下で有名な"生類憐みの令"の解説始め、自分が学生時代に積んできた知識ベースでは基本的に農民(民衆)=貧しく苦しい、のイメージがあるが それはもうとっくに否定されてますよ、明治政府もそういう江戸文化を残しての新政府だから 明治は江戸とセットね、というニュアンスでバッサリ来るので、うーン そこもう少し詳しく…な気分にもなるけど、大方は共感しつつ愉しんだ。

が「ナイス!」と言っています。
kaho
22寅猫本の 絵本作品のラスト〆に。ふわふわしたカラフルな毛糸が絡まったような、ほんわりと暖かい絵、その絵と本当に相性のいい 長閑で優しい物語は、アルジェリア生まれのアンドレ・ダーハン氏(1935-)の作品。奏でる音を、大切なお友達が集めて、芽を出し、鳥が集まって、そしてまた苗になり、再びそれがまた大切なお友達へのプレゼントになり… なんて素敵な循環なんだろう!!これは 音楽家にとっては かなり憧れる状況だと思う…。私の音を拾うのは、今は私だけだからなぁ…って家庭菜園か!(笑)
kaho
2023/01/20 03:47

André Dahan;フランスの国立パリ工芸学校卒。パリ装飾美術学校で美術を教えるかたわら、イラストレーターとして活躍。 Twitter☞ https://twitter.com/dahan_andre /かなり好みの一冊だったので、色んな人に それこそプレゼントしたくなるのだが、絶版なんだよなぁ。。。⤵

が「ナイス!」と言っています。
kaho
22クリスマス。牧師さんによる’91ヨセフ(~創世記)、’93ダニエル(ダニエル書)、’01-02ダビデ(サムエル記)の説教原稿をまとめたもの。西洋の文化精神(そこに残る中近東の香りも含め)を少しでも体に直接受け止めるには…クリスチャンなら必ずする聖書通読が未だ敵わず+説教を教会で聞く機会が無い…を多少とも打破したく。メルケル首相や遠藤周作氏の本も併読しつつ、神の世界を知ることは 人を謙虚にする、という感性を共通項に覚える。愛の反対は無関心と忘却、シャロームの概念、礼拝-信仰に在る 形式-心の繋がり。
棕櫚木庵
2023/01/15 10:18

おはようございます.えっと,思考の段階を経て,その先のもの(思考,言葉からはみ出る領域)を感知するっていう信仰もあるような気がします.でも,思考の段階をかっ飛ばして一気に信仰へっていうのに憧れはします.私には無理だけど(^^;).

kaho
2023/01/15 10:54

そうですよね… 何か一段階があって、それからあぁ「愛だよ」とか「共生だよ」「私の利益ばかりが宇宙全体の利益とは限らないよな」って、やっとなる。行先は仏教と同じだと思うので >仏教徒として半世紀 のせいじゃなくて、生活感覚の問題かもしれないですけど、その一呼吸が有るか無いかは19世紀までの人たちと凄く違う感性じゃないのかな…と若い頃から想ったりしていて、その辺りが、自分が楽譜を見ていてもポンッと来なくて苛立つ所でもあるのですよねぇ… 無暗に色々読みつつも、結局自分が読書から欲しいのもその辺かもしれないです。

が「ナイス!」と言っています。
kaho
読むなりフニャフニャになる…主人公たる「ルビ」の名を得た猫君が可愛すぎるのだ…出自が本棚の埃とあっては…本好きにとってのっぴきならぬ存在だ。でも、物語はその可愛さと由来に頼り切ることなく、毅然と進むw 舞台は ドラマに好まれる湘南辺り?あるいは…?いや、海外かもしれない…フィッシュ&チップスをくれるお友達も未だいるような、半世紀前的穏やかな、そして富裕でもない、けれども宗教道徳理念が美しく残されている…そんな、人情残す楽園的町場。通年 猫本を通して思う…猫物語の似合う背景とは、自由たる掟が適う町だな、と。
棕櫚木庵
2022/12/29 12:09

猫年の総括だにゃ~~(≡^.^≡)

kaho
2022/12/29 12:35

そうなのだにゃ~(=^・^=)♪まだ積読が六冊あるらしいにゃ(笑)

が「ナイス!」と言っています。
kaho
22寅猫本イベント+ロシア。とても面白い。メフィストを描くこと、即ち、キリストという宗教を描くこと。…即ち、作者ブルガーコフ(1891ー1940)と革命後のソビエトという国との距離感は 同世代のパステルナーク(1890ー1960)やプロコフィエフ(1891ー1953)に通じて然るべき…だろう、この時代の作家作品は出版年と執筆年が直接対応しないように…。ポーやルイス・キャロル、そして勿論プーシキン始めとする前世代ロシア文学の有り様を再確認しつつ 時勢を問い、次世代を模索する匂いを覚える。
kaho
2022/12/28 00:23

来年は、『メフィスト』を特定意識に置いての読書を、少し してみたい。そもそもキッカケは、先春のトーマス・マンの『ファウスト博士』だったわけだけど、クラシック音楽でも、メフィストの存在は、見逃せない位置を占めているし、それは、多分 神の存在を確かにあらしめるための ひとつの方便でもあったんじゃないか…とも想うし、私のような斜め視点好きには、ダイレクトに正しき神を語られるより 悪魔を語られた方が 吾がこと として親しみやすく、把握しやすいのだ…(^-^;

が「ナイス!」と言っています。
kaho
22寅猫本+クリスマス。作者ロバート氏の作品読書は2作目。先に読んだWW2戦時下のイギリスの猫旅ドキュメンタリー『猫の帰還』に比べると、こちらはウェストール氏が児童文学者であることがより鮮明。舞台はイギリスの漁師町、マルクス主義が貧困労働者層の口端に上る時代。孫を前にした老女の語りとして、牧師である叔父の元で暮らした 女学生時代の冬休みの思い出…その時代性を直截背負って生きた人々との 出会いと、少女の成長が描かれる。社会階層というのが 今も問題となるイギリスでは 現代も紡がれる意味の強い題材なのだろう。
kaho
2023/01/03 14:56

➡1953-55年Royal Corps of Signalsの下級伍長としてイギリス軍勤務。その後教師となり、チェシャーのノースウィッチにあるSir John Deane's Grammar Schoolで美術部門とキャリア部門の代表。1966-75年Samaritans (charity)の支店理事、ジャーナリストとしてCheshire Life やThe Cheshire Chronicleで仕事をし、ガーディアン紙の美術批評の記事も執筆。 ➡

kaho
2023/01/03 15:03

➡息子クリストファーに第二次世界大戦中の自分の経験を語ったことから小説家となり、デビュー作『"機関銃要塞"の少年たち(The Machine Gunners)』は1975年図書館協会からカーネギー賞を受賞。二度のカーネギー賞とネスレスマーティーズブック賞、一度のガーディアン賞を受賞。 /「猫の帰還」では宗教性はさほど感じなかったが、こちらは晩年作品のクリスマス向けとあって、キリスト生誕図を想わせる素敵な展開が期待できる。/<画>ジョン・ロレンス<訳>坂崎麻子

が「ナイス!」と言っています。
kaho
22寅猫本+ロシア+クリスマス。ロシア革命に掛かるこの町田氏のヤンのシリーズは これで4冊目の読書となるが、この作品は特に哲学的。パステルナークの詩「冬の祝祭の日々」にオマージュされ、1900ー1921という限定された時制の中の 数回のクリスマスと 特定の土地と樅の木 をベースに物語られる。猫に原罪は無く、人のそれを淡々と問うシビアさが、冬の零下の舞い上がる雪と カント的に天に突くように瞬く星空に込められ、胸がその冷気の明けらかさに スンとする…。
kaho
2022/12/28 01:07

パステルナーク『冬の日の祝祭』~「未来だけでは足りない 古いもの新しいものだけでは足りない 永遠が部屋の真ん中で 聖なる樅の木になること ……」/今、に釘付けされる砕氷船には乗りたくない/一瞬の刻そのものである 全宇宙の星の瞬き。信仰告白も思想表明も科学の深淵も、全て拒否される純粋な絶対的世界。/本能と直感は違う。当たり前だけど。本能は存在の原因を探る鍵。本能の上に直感は成立している。/象徴を求めたとて象徴主義とする必要もない。美は解釈ではない。むしろ行為。/無機の景色に在るドブネズミ君とミヤマガラス君。

が「ナイス!」と言っています。
kaho
ブリュッセル、とくれば"しょんべん小僧"? クリスマスに天使を感じなかったら損じゃない?などと考える非クリスチャンでありつつ西洋音楽を仕事にする自分。ベタに似非キリスト教感性を覚えるこの季節に、こんなに質実素直なバンサンのデッサンでクリスマスを迎えられたこと&事実天使が沢山集った後の宵に読めたことは、そういう自分にとって僥倖だ。『天国はおおさわぎ』の主人公天使君が、ブリュッセルの町の天使たち須らく誘ってのクリスマス!でも、その後天に戻ったらお仕置きなの… ここで褒めてもらえない処が またいかにも西洋的?
sabosashi
2022/12/26 09:03

天使もそうなんですが、カトリックのくにでは、やはりクリスマスの主人公は子どものイエス・キリストみたいです。大人のキリストとはまた別に子どものキリストの伝統というのは、存在感じゅうぶんです。

kaho
2022/12/26 13:00

サボサシさん 主役が子供のイエス・キリストなんですね! たしかに、お生まれになってすぐ大人になるわけじゃないのだから、どんなふうに子供時代を過ごされたのか…とか、考え出すと気になるし、実際その地で子育てをする信者お母さんや子供自身も そこは心理的情報として欲しくなるのが人情ですよね(笑)

が「ナイス!」と言っています。
kaho
プーシキン時代順読書5冊目。実は過去にも読んでいるのだが、プーシキンの上手さ故の問題が 自分にあるとすれば、唯一つ、その内容をごくアッサリと忘れがちだということ。上手いし面白いし軽妙なので うわぁっと読んで、暫くすると、えぇとどんな内容だっけ?…今回も 読後たったひと月なのに、韻文小説って凄い!、非常に面白い、という件と、チャイルド・ハロルド風主人公でバイロンの影響が強い、ということしか記憶に無い…。『大尉の娘』も読みたいので&バイロンを若干ながら読了したので、この際オペラ動画(コメ欄)観て思い出し。
sabosashi
2023/01/21 13:36

知り合いのメキシコ人はモスクワにプーシキンの博士論文を書きにいって、ロシア人の美人ギター奏者を連れて帰りました。幸せに暮らしてます。

kaho
2023/01/21 20:48

サボサシさん 素敵な話ですね(笑)!♪ 妻のギターをBGMに 机仕事もはかどるかな?( ´艸`)

が「ナイス!」と言っています。
kaho
ユダヤ系名ピアニスト 父 レオ・シロタの伝記に続いて、彼の一人娘であるベアテ嬢の伝記。生前にご本人が語るテープを編集者が起こしたものなので、溌剌とした彼女の言動から戦中-戦後の日米の精神文化背景のギャップなども含め いい意味で全てが生々しく、中でも GHQが当時の内閣に提示した日本国憲法の草案が どのような制作過程を経たのか、どのように日本政府と折り合いをつけ合ったのか、が 日記のように詳しく書かれ、真に迫って伝わってくる。後半部は 彼女が米国で努めた日米文化交流の記録…戦後のアジア文化が垣間見れる。
kaho
2023/01/03 14:02

サボサシさん そうなんですね!GHQの、特に人権を扱ったチームは日本に「民権」という語彙はあっても「人権」無しからのスタートで苦労したようですが、学者さんぞろいですね…ベアテさんは当時6か国語が使いこなせたことで23歳女性のご自身として一瞬怯みを覚えるような面子揃いだったようです。連邦法律顧問、法学博士、政治学、行政学の博士、行政官、企業顧問弁護士、連邦検事補、州最高裁判所勤務経験者…ざっとメンバー紹介もあるのですが、当時のアメリカ高位軍人の人文系エリート性が眼前に立ち現れるようです(笑)

kaho
2023/01/03 14:10

棕櫚木さん あけましておめでとうございます🐰 そうです、中島京子『夢見る帝国図書館』のあの方です。草案を練る時点でベースにするのに、図書館でロシア語のソビエト憲法やドイツ語ワイマール憲法を借り出して部署中で回し読み、参考にしたそうです。ご両親はロシア生まれ-亡命してオーストリア国籍-日本移住-アメリカ移住で ロシア語、ドイツ語、日本語話者+お母様がベアテさんの音楽性の無さ(笑)と語学系センスに早く気付かれたそうで、フランス語と英語は十代で教師を付けて学び、高校はアメリカ、スペイン語を学んだそうです。

が「ナイス!」と言っています。
kaho
プーシキン連続時代順読書4冊目。うーむ。。。上手い!軽妙でありながらふっと重く鋭く、全体は芳醇。そうだよ…モーツァルトに似ている。『小さな悲劇』連作4短編は形の上では詩から離れたようで、戯曲という世界の中でダ・ポンテ的な世界からギリギリまで余剰を削除した上で、それ以上の詩的な風合いを醸し出しているし、物語詩『青銅の騎士』では訳詩だというのに、竪琴を伴って歌いたくなるような抒情味溢れる叙事詩だ。やっぱり、天才というのは 特別な存在だなぁ…とため息つきつつ想う。
kaho
2023/01/03 03:41

Aleksandr Sergeyevich Pushkin(1799-1837);『小悲劇』「けちな騎士」「モーツァルトとサリエリ」「石の客」「黒死病の時代の饗宴」1830 /『青銅の騎士』1833/ このあたりまで来て、なるほど…やっぱりロシア文学を知りたいなら、少なくとも"詩"から、&プーシキンから 始めなきゃ、ってのが解ってきた。因みにW.A.モーツアルトの生没年は1756-1791…早逝しているから、プーシキンとは時代的には重なるんだなぁ…!!シューベルトと1797-1828とても近い…。

が「ナイス!」と言っています。
kaho
22寅猫本イベント+ロシア満州もの。著者ニコライ・バイコフ氏は1872ー1958 ゴーリキー世代のキエフ出身。極東国境警備の将校として 満州の自然環境調査をしていたが、ロシア革命でそのまま満州亡命、という経歴の方。大佛次郎氏が実際に会って、この素晴らしい動物記の主人公"王ワン"の巨大頭部剥製も見ている。シベリアタイガが人に荒らされるまでの その豊かさを偲ぶ 名作だと思う。
棕櫚木庵
2022/12/22 17:05

シートン,私もご同様.狼王ロボの漫画と,子ども向きに書き直された(?)挿絵入り灰色グマの話(?)しか読んでいません.どちらも小学校の図書館や学級文庫で読んだんですけど,でも,しっかり覚えているってのは面白かったんでしょうね.

kaho
2022/12/22 17:41

小学校の図書館て、とても大事ですね…あの頃読みそこねたら、なかなか再会する潮時が来ない。そんな良書未読本が沢山あるなぁ…と この頃つとに想う機会がまた多くて… 歳ですね(笑)

が「ナイス!」と言っています。
kaho
22寅猫本イベントに。猫主人公のビルドゥングスローマン(笑) シリーズ続編まだまだあるみたいだけれど、無事にアドルフ君が岐阜まで帰郷旅…猫的修学旅行?も出来たし、これから立派な成長を見せてくれるだろうことも想像がつくので、今回は一旦ここまで(笑)
ガーネット
2022/12/20 10:19

わたしは、これくらいシンプルな方が、文章が頭に入ってきやすく、助かります(*´꒳`*)♪♪

kaho
2022/12/20 15:40

ガーネットさん そう仰って頂けると嬉しいです🎵 スマホ入力はモノモノしくならなくて それはそれでいいですね!特に こういう作品の時は! ただ…重い作品のレビューを簡潔に書くというのも また難しそうだな…と、新たな悩み発生中(^-^;

が「ナイス!」と言っています。
kaho
ロシア文学は小説以前に詩!そして誰よりまずプーシキン!という声に従うべく手にした(長年読んでみたかった『バフチサライの泉』もこの版には入っている)。プーシキン1799-1837、レールモントフ1814-1841、マヤコフスキー1893-1930 三者の詩のあり方の変化は、彼ら各々の時代背景をそのまま映し出していることを思う。西洋の中のロシア、の変遷の道程を辿るようだった。
kaho
2022/12/20 00:42

プーシキンもレールモントフも逸材ながら決闘で死去…多分、政治絡みの出来レース。マヤコフスキーはパステルナークやプロコフィエフと同世代だが、その詩は殆どロックンロールだ!

が「ナイス!」と言っています。
kaho
斉藤洋さん+杉浦範茂さんのデュオを体験してみたく、22寅猫本イベントに掛けて初読み。漱石の猫やホフマンの猫同様 読み書き技術まで取得する猫君の物語。児童書侮るべからずの内容の深みと 時にフフっと笑ってしまう語りのキュートさ、素直なコメディ感が両立する魅力。アニメ映画化もしたらしい。
kaho
2022/12/20 16:03

棕櫚木さん、さすが教養小説で この巻では数回イッパイアッテナには叱られてますが(笑) 言葉関連では、下品さで100頁辺りで一度& 棕櫚木さんのそこは147頁ですね!(^ω^) 言葉って 人間性を作ってしまうから、常日頃の話し方とか本当に大事だな…と私も思うのです…深い指摘だけあって、一朝一夕どころか、数十年気を付けていてもなかなか…ですけど。

棕櫚木庵
2022/12/20 16:27

ありがとうございます.この本,読み返したくなりました.ゲップが出るほど(^^;)読まされたのは遥か昔・・・.どっかにあるはずだけど.

が「ナイス!」と言っています。
kaho
22寅猫本イベントに掛けて、長らく気になっていた一冊。こーれは面白かった!癖も強めではあるけれど、取っ付き良い面白さに そこは必携の要素だろうし、作者さん自身の人生経験が直接的に影響しているだろうことから、嫌味がない。3000近い登録があるのも頷ける。SF的であり、ファンタジー系であり、社会派。
棕櫚木庵
2022/12/20 16:35

ラヒリは私も一冊読んだだけですけど,今見たら,その訳本,20年以上前に出てる.読んだのは2,3年前.頭抱えたくなった・・・いや,意味不明の呟きごめんなさい m(_ _)m

kaho
2022/12/20 16:43

私も(笑)似たようなもの…(*´∀`)♪

が「ナイス!」と言っています。
kaho
読手の視点と書き手の視点が 完全に同一化される読書環境をベースに置く(つまりパステルナークは当時のロシア人に書いている)…これを今の日本の作家&読者は基本事項のように 自然に捉えて 自然故にほぼ何も考えずに臨むだろうが、この作品は、西側により映画にまでなったけど、…多分 違う。何かが、捩れ、おかしい。これは…私のとても個人的な結論だけど…。力がある作家がギリギリで変に剃り落としをして、多様性ある読み方を誘いつつ… しかしそれでは本音は隠されたまで、それを作者は解っている。そんな、気がする。
kaho
2022/12/29 00:19

書く力と、表現の巧みさ、に比して 一見下手くそな作家なのかと勘違いさせるほどの 明らかな構造上の破壊をどう捉えるか…。迷った結果、なのだと自分は想う。プーシキンに始まりトルストイにスタイルを捉えて、詩という馴染みの形式を敢えて離れた場所からしか書き得ない選択、の意味するところを やはり考えざるを得ない。 映画はもはや他者による 別の創造物だろう。

kaho
2022/12/29 00:25

この作品の(わからない、何かおかしい、と、感じた上巻を引き継ぐ)つぶやき→ https://bookmeter.com/mutters/247990314

が「ナイス!」と言っています。
kaho
ロシアものを読むなら、まずプーシキン!ということで、先に詩を読んだが、恋愛詩の内容にはあまり興味が無いのと、初期はこんな風だったんだなぁ…というロマン派的な印象が強かったのに対し、此方は近代へ向かう印象へと変化が明らかなのだが、それこそ未だベートーヴェンかシューベルトの時代に、今でいう”短編”なるスタイルや ポー(1809-49)的な怪奇ものが、突如 と言っていいほどロシアの地にポーンと生まれてきたわけで…。ワッと楽しんでサっと消えてしまうくらいの この軽妙洒脱さが持つ濃い技術と感性は、すごい、としか…。
kaho
2023/01/20 04:40

どのみちワタクシごときが上手くこの作品の良さ…良さ、だって!えっらそうに(笑)…を伝えるなど、土台無理な話なわけだから、それだったら もうちょっと サクっと読んですぐに書いてしまえばいいものを、ウダウダと練りたがって、で結局やっぱ書けないや、と、こういう雑なレビューを書く羽目になる。まぁ我がことながら困ったものだ…(;^ω^)

kaho
2023/01/20 04:51

ベールキン物語(短編集、散文、1831年);その一発、吹雪、葬儀屋、駅長、百姓令嬢 …戯曲『ボリス・ゴドゥノフ』と同じ年の作品。いずれも多彩なシチュエーションで どれも夫々に強いインパクトが残り、面白い。/スペードの女王(1833年)たった3年の間しかないとは思えない変化だが、こちらはベールキン物語よりも一層構成力もしなやかで強い感じがする…つまり小説性がより強くなっているし、どちらにせよ つい数年前まで詩人だった、とは ある意味思えない程の変化。早逝したのが本当に惜しまれる。。。/<訳>神西清

が「ナイス!」と言っています。
kaho
'22クリスマス。先日メンデルスゾーンとアンデルセンの関係本『芸術家たちの秘めた恋 』(中野京子)を読んだばかりだが、こちらは『新童話集 (1843-1848)』に入る中期の作品。エンデなど後の作家にも影響を与えただろうこと、一般的には児童作家に分類されるだろうが 綴り字に誤りもある作者のこと、口承的な感性も強かったろうか…詩の要素も覚え、この作品でも詩的寓意が多く込められているように思う。切り紙細工を得意としたアンデルセンに、フィンランドのアーティスト アンナ・アンヌッカの挿画がピタリと嵌っている。
いおい
2023/01/08 01:24

この版の本ではないのですが、この物語が私の生涯最初の読書と言えるものです。小1で長期入院していた時に担任になった先生からお見舞いにいただいたものです。今思えば小1には難しかったからか何度も繰り返し読みました。

kaho
2023/01/08 01:33

いおいさん そういう思い出のある本は、一生忘れないですよね!しかも、先生がお見舞いに本を下さるなんて…なんて素敵なお話でしょう!! 私も似た思い出が『赤毛のアン』にあります…小3の夏休みの肺炎自宅療養。母が買ってきたのは 講談社の村岡花子さんの訳のハードカバーで、同じく、難しくて、随分長い時間をかけて読みました(笑)新井苑子さんの挿絵も未だによく憶えています。

が「ナイス!」と言っています。
kaho
ボリス・ゴドゥノフ(1551-1605)なる実在したロシア皇帝の皇位いざこざを描いた戯曲…ロシア文学では頻出だろう イワン雷帝の幼い王子の変死説と、それにまつわる実は生きてた説 から湧いて出た僭称者グリゴーリーの物語。1825年に完成するも、そりゃこの内容じゃ皇帝による検閲はパスせずよね…で、改作の上1831年発表可能となるも、上演は結局40年後だそうだ。当時の周辺国との関係や民衆思想文化なども見えてきて、短い作品なのだがロシアのかなり広範囲の背景が汲み取れ、また英国の舞台文学との繋がりも強く連想される。
kaho
2023/01/03 04:12

プーシキンを読もう!と、時代順に連続読書をする…とりあえず、これが1作目。詩というスタイルから戯曲-小説というスタイルへ移行していくのは、Wiki情報での作品配列を眺めていてもわかって面白いのだが、ロシア文学独自の豊かさの根底には"歴史"と"物語る"という二つの大きな要素があるなぁ…というのも、プーシキンを読み通しながら感じる。

が「ナイス!」と言っています。
kaho
ロシア文学を探るにつけ、あるいはその歴史を考えるに"コサック"の存在をある程度解っている必要性から手にした。ロシア人にとっての『自由』が意味する処とは?という問いかけから、ドン川のコサック…ドン・コサックの成立を追い、農民の反乱一揆 という面と 逃亡農民という出自を抜け出て 小さな独立社会集団としての存在感の両面とその影響を解説。勿論、歌謡の『ステンカ・ラージン』にもたっぷり触れてくれる。良書!
kaho
2022/12/21 15:28

中世文学史家ドミトリィ・リハーチョフによれば、広大無辺な大地、という自然と一体の概念であったことが示されていると、冒頭にありました。西欧の"自由"とは違う根がある、ということなんでしょうね。コサックも戦法等むしろタタールのやり方を採り入れているようで、タタール的な要素は 結局ロシア全域を見ようとしたら 反目する存在だけではない視点が要るかもしれないです。

kthyk
2022/12/21 17:37

なるほど騎馬民族タタールもまた移動農民コサックにとってはアゾフ海、黒海に乗り出すためには有効だったのですね。

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kaho
22寅猫本イベント。大佛次郎作品 何とこの本が初読み…というのは若干間違ってる気もするけれど…(汗) 百閒先生の『ノラや』など猫エッセイ日記を集めたものと十二分に匹敵する内容なれど、そして猫という習性が著者によって変わる訳ではないのだが、二人の作家の夫々のキャラクターは、猫というフレームから よりクリアにみられる処があるのは確かなような気がしてくる…。
kaho
2022/12/20 00:58

猫が家に15匹は常住、しかも怪我や障害を持つ猫も込みで…生涯に500匹以上!…自分の友人にも同じような方が居るが、話を聞くと もう完全に慈善事業のレベル。/掌編エッセイ50以上+短編小説1+童話4篇。泣き通しの百閒先生のより、話題も多岐で 読みやすい…(笑)

kaho
2022/12/22 00:47

エッセイは最も古い時期のが1930(S5)年で、戦前のものが13篇程あり、中には時代の趨勢を覚えるようなヒトラー賛辞的フレーズもあるわけだが、満州でニコライ・バイコフに会い、かの『偉大なる王』の 巨大な虎の頭の剥製を見せてもらうシーンが、S16年のエッセイにある。というわけで、『偉大なる王』を続けて読んだのだが、満州ロシア版シートン、という風な感じで そちらも大変面白かった。

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kaho
22寅猫本イベントに掛け、村上勉の表紙ということにも食指が動き、数年積み本消化。COOLで論理家、理知的で気遣い万全の 元野良猫ナナと飼い主青年サトルの青春譚。感動する、泣けるというレビューが多いのは知っていたので、どう書くと感動のツボに入るのか?に視点を置いて読んでみた。
棕櫚木庵
2022/12/21 15:53

確かに,この本,ちょっと感想が書きにくいところがあって,私もわざと外して誤魔化したような・・・(^^;)

kaho
2022/12/21 16:05

ですよね?!(^^)、読ませて頂いて 自分と近い感覚を覚えました…(笑) 棕櫚木さん、いつも ありがとうございます🍀

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kaho
前日までトルストイの『戦争と平和』を読んでいた関係もあり、構成上・思考上(「歴史」とは何なのか)共に それを意識した上で、相似形とも言える中でこその近い何かが 書かれようとしていることを感じる。故に比較する思考が嫌でも働いてしまい、人物造形の表現不足から夫々の人物が何故ここでこういう展開に至るのか…という起-承部分としての説明不足的に対し、物語だけが次々展開されることに違和感を覚えたが、後半 革命とその後の都市市民生活からの避難という山場を迎え、作者の「個」が後半どう展開されるかに期待も見え始めて次巻へ。
wassermusik
2022/12/11 09:30

映画を先に観ました!ラーラ役ジュリー・クリスティが好きでした。泣きそうになるのでもう一度観る勇気がない(おおげさ)!小説を再読したいです。

kaho
2022/12/11 13:57

wassermusikさん そうなんですね(^^) わたしは子供の頃 叔母さんから ララのテーマの鳴る…Vnを弾くドレス姿の陶器のオルゴールを頂いて、それがこの作品に接した初めての時だったかも(笑)。とても綺麗なワルツだけれど、映画を観た方には もしかしたら泣けちゃうんですね!

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kaho
『ヌレエフの犬』『黒猫ネロの帰郷』に続き、エルケ・ハイデンライヒ作品はこれが3作目の読書。3作とも向きは其々に組んでいる挿画家が異なることも含め 違う。この作品は『黒猫ネロ…』と組んだクヴィント氏との共作で、あえて画家である氏の方に 向きを作ってもらったものらしい。…三大テノール、といっても令和のこの時代 若い人たちには「?」かもしれないが、我々の世代にとっては南極ペンギンの世界と三大テノールの共演を描く物語、ときたら気になる方も多いのでは? 裏切りません…何度か、笑いが声に漏れてしまいます…。
kaho
2022/12/26 01:08

"Am Südpol, denkt man, ist es heiß" 1998. 画 Quint Buchholz(1957-) ミュンヘン https://www-quintbuchholz-de.translate.goog/?_x_tr_sl=de&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=sc /文 Elke Heidenreich(1943-) https://www.rowohlt.de/autor/elke-heidenreich-251

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kaho
イタリアの農園で生まれ ドイツで生活することまでを経験した とある黒猫ネロの物語。ルール、とは何か…的な話ではあるから、単純な物語としてササっとも読めるし、気になりだせばキリがない処で寓話的に猫を主人公に置く展開から そこが緩和されていたりもする。クヴィント・ブーフホルツの挿画の美しさを想うと 表紙の後ろの猫の表情が妙なことに気付くと思うが、なんとこの猫ローザは斜視…だとすると、なるほど…。作者エルケ・ハイデンライヒとは他にも魅力的な作品があるが、今回は二作品を続けて22寅猫本イベントに掛けてこちらから。
kaho
2022/12/26 00:55

まぁ…猫、とくると、ヒトのお話以上に"掟"にうるさいことを感じるのだが、そこでまた共通してくるのは、あくまで自然法の概念での律法意識であること。猫という対象には、犬と違って、ヒトに対して 野生、という概念がくっついてくることを、作者は猫を寓意対象に選ぶ時点で既にそこを意識していることを、この一年五十余冊読んで確信した(笑)。 このあと続けてレビュー予定の『ペンギンの音楽会』も同じDuoによる作品なのだが、基本的な創作方向が全く違っており、味わいは大分異なる。 つまり…世界観の広い二人なのだと思う。

kaho
2022/12/26 01:16

人間視点に根拠を置かないように描いている、という点では両方とも同じだけどね…(笑) /"Nero Corleone kehrt zurück" Hanser, München 2011/『ペンギンの音楽会』レビュー☞ https://bookmeter.com/reviews/110618770

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kaho
12月初旬に読んで…今年明けて20日なので、読後ひと月以上経ってしまったが、この作品はその後も色々他の作品を読んでいても、あるいは 人間の歴史とか歴史学とか…つまり いずれ教科書にも載るような戦争とか事件とかの日々のニュース諸々を 日常視点から意識して生活を捉えようとしてみたりすると、本当に毎日毎日連続性をもって伝わってくるものがあって、英雄がとか国家の代表がとか政治が、じゃなくて、やっぱり「一人・一人」なんだよな、とか…考える方が先だってしまって 今更レビューにしようがない。やっぱりトルストイ凄いよ。
kaho
2023/01/20 04:23

「歴史」というものになって以降の歴史語りには、絶対に「誰が」こうしたから、ああなった、的な把握のされ方が付きまとうけれど、この小説の特に三巻辺りからだったかな…そうじゃないんだよ、歴史って、一人一人の蝶の羽の一振り…バタフライ効果みたいなもので、という件が、たっぷりエピローグで語られる。あぁ、これを語る為に群像小説という形にしたのかぁ…・・・などと考え始めると、もう色んな意味のこもる溜息しか出てこない。トルストイ、あまり好きじゃなかったけれど、この作品が自分に与えた印象は かなり長く影響を残しそうな…。

kaho
2023/01/25 03:39

2023.1.25 4巻全て「トルストイ」→「レフ・トルストイ」に著者名変更。

が「ナイス!」と言っています。
kaho
イギリスロマン派後期の怪奇短編集。いずれの作品も、もたせる、もたせる!精神がギリギリまで張り詰め 幽玄の境目が覚束なくなる その瞬間まで、時間と共に増す川面のように、闇が迫る日没の背景のように、突然止む風のように、キッカリジワジワと… 顛末の 突き放したような不穏な余韻も、丁寧で 強力な程に冷静な西洋的判断力を据えた その描写の"張り"に由来していると感じる。作者ブラックウッドは漱石の二つ年下。日本には芥川龍之介によって紹介されたらしい。西洋に舞台精神を持ちながら、不思議と東洋の怪談の香りも漂う。
やいっち
2022/12/11 10:59

ブラックウッドは学生時代からのファン。時代背景抜きに楽しめるのは作品が上質だってこと。

kaho
2022/12/11 13:30

やいっちさん そうですね、上手いな!と思ったし、とても現代的な感じも覚えました。22寅猫イベント本として手にしたのですが、思いがけず 良い出会いでした。

が「ナイス!」と言っています。
kaho
エルケ・ハイデンライヒ『黒猫ネロの帰郷』がドイツでベストセラーならば、『100万回生きたねこ』が日本で対応する作品じゃないだろうか。同じ佐野洋子氏…谷川俊太郎の妻、というだけで、自分的には あぁ!!と正面的に腑に落ちたりするのだが…の此方の作品は読友さんのご紹介で初知り&読み。カフカ的な不条理の展開も備えつつ、百万回の方はカントなんだよ…とまた此処で別の読友さんに教えられ、これまた あぁ…!と別口の腑に落ちて、鯖が入る胃袋とデザートの入る胃袋は果たして本当に違うのか?とか考えてしまうのだ…w
宵待草
2022/12/26 22:18

追伸 夜分に失礼します🙇 そうですよ 向源寺=渡岸寺です ますます、嬉しいなぁ~💓 おやすみなさい🌃✨ 宵待草

kaho
2022/12/26 22:31

おやすみなさい(笑)!✨🌒

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kaho
『大漢和辞典』などを編纂してきた著者による苦言提起の一冊。1946年の内閣訓令・告示による当用漢字表の"これしか使うな"であった1850字が、1981年改訂となり「常用漢字表」1945字"使用の目安"になるのだが、現状「人名漢字別表」が2928字にまで増加しているのに比し、人名地名にOKな字が何故常用指定ではないのか、「難しい字」の基準の不明さ、交ぜ書きによる同音異字の判断のしづらさや 漢字であることによる「意味」の文化的喪失という危険も孕みながら、制限の命令はないのに未だ使用するとはこれ如何に?
みつ
2022/12/11 11:57

丸谷才一は、教科書の表記で「きょ大な飛やく」とは何事かと憤慨していましたね。『日本語のために』にあった微かな記憶があります。

kaho
2022/12/11 13:46

サボサシさん みつさん 丸谷さんのそれは私も 今回読み友さんの呟きのところでも教えて頂きました。この本に指摘はなかったですが、丸谷さんの苦言通りに 時々 ひらがな部分の分れ目(係り)が分からなくて、何回かそのセンテンスを 行きつ戻りつすることがあります。

が「ナイス!」と言っています。
kaho
22寅猫本イベントに。極東タイガ、千島とサハリン、カムチャッカ、ヤクート、ヴランゲリ島 以上五地域の野生動物を始めとする自然環境と人との関わりを、美しい写真と共にコンパクトに紹介。ビキン川の景観は絵本『よあけ』を想起、火山が人知れず温泉を提供していたり、動物界がいかに風向きを重要視しているか、マンモスが三千年前までいた地、北極熊の海象狩りに迫真… 何れも非常に印象的。
kaho
2022/12/21 02:29

92年頃の紀行なので、ちと古いとも いえるかも…。でも、魅力的な一冊だった。

が「ナイス!」と言っています。
kaho
以前チェコもの読書をしていた頃に、読み友さんの紹介で興味を持って入手し 以来パラパラと読んでいたのだが、今回ロシアものを読むにつけ 頭から通読してみた。残念ながら家人が玉葱を受け付けない体質なので、ここにあるレシピを再現することが不可能…それほどに、玉葱は全ての料理で使われている。いかにも東的料理のあのピンク色のはビーツ。またヨーグルトも様々な料理で使われる。オールカラーで 労働者層が愛用した当時の食器類、今も敢えて残され稼働している食堂なども紹介されており、読めば 行って食べてみたくなること請け合い。
kaho
2023/01/28 12:36

イスクラ:福岡大学人文学部ドイツ語学科卒。旅行会社勤務を経、2005年ヨーロッパ旧社会主義国の雑貨を販売するウェブショップ「イスクラ」をオープン。2011年東ドイツの居住空間を再現した「デーデーエルプラネット」、2016年東ドイツ民生品展示室「コメット」を運営。同店閉鎖後「イスクラ」の運営を継続しつつ、旧社会主義国の食文化を再現レシピや、東欧諸国の雑貨デザインをまとめた『コメコンデザイン』のリトプルプレスをシリーズで執筆。/サラダ・スープ、メイン、米・パン・デザートの3本柱。続編やおやつ編も気になるなぁ。

が「ナイス!」と言っています。
kaho
自分の この一年半越しの、日欧の近代化と音楽にみる精神文化の歴史を辿る追求には、最適な一冊だった。レオ・シロタという ブゾーニの愛弟子であり欧州での天才的演奏家としての華やかなキャリアを脇に、1929年の来日公演からそのまま戦後1946年までを日本のピアノ教育に注ぎ、日本の文化・音楽界が大きな恩を受けたことを知っているべき人なのだが、意外にその重要性には未だに目が向けられているとはいえない。ブゾーニからの学び、ユダヤ人、二つの世界戦争を通じて、何故そうなったのか にまで筆者の筆は考察を向けていく。
kaho
2022/12/02 19:29

/ユダヤ人に対する戦時中の日本の対応がどのようなものだったのか…ずっと気になっていた件だったのだが、この本でようやく見えてきた。/戦前戦後の演奏家の向くべき方向性について、音楽評論家の功罪という視点はありそうで意外と無かったと感じており、自分はこれも結構気になっていた視点だったので、参考になるところはかなり大きかった。/この後、お嬢さんのベアテさんが活躍された 日本国憲法の向きの方も、続けて読んでいく予定。/シロタ氏の名前レオから、これも2022寅猫本に せっかくなので、入れようと思う(笑)。

kaho
2022/12/06 20:30

レオ・シロタに関する著者山本氏の論文を見つけたので、貼っておく。「レオ・シロタ没後半世紀 ――ピアニスト シロタに関する若干の新史料と考察」 https://glim-re.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=5172&item_no=1&page_id=13&block_id=161 /ブゾーニ関連の書籍があまり無い中、この本はその点でも頼りになる。

が「ナイス!」と言っています。
kaho
音楽好きの友人に薦められ、著者のお名前は存じていたが そういえば読んでないなと。著者氏は1947年生まれのクラリネット奏者で、聴覚認知・オーディオ・音響学あたりから音楽教育の在り方までの所感を軽い比較文化論的に述べている。どうも「傳田式」とかいうシステムがあって それの販売と通じるようで、一番肝心の所がわざと書いてない…というのが明白に感じられる箇所があり、故に途中で一瞬腰が折れかけたが、ミレニアム世代の生徒さんへのレッスンには もうこの本にあるような心配は、それ程には要らない時代になってきてるかとも…。
kaho
2022/12/02 21:50

もっとも、商品の押し売り的な感じはないので(そこも時代性だろうか?)、ざざっと防音について、とか ヘルツって何、とか、お年寄りが虫の声が聞こえないのは何故?とか、昔の国鉄は発車の際マジでベルの大音量だったんだよ、とか、絶対音感てやつは只の神話だよ、とか、モーツァルトの胎教もお母さんが嫌いならやめた方がいいよ、とか 自然音の録音てすっごく難しいんだ、とか… 軽いなりに面白いし、大方間違ったことは書いてないと思う。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/09/08(2146日経過)
記録初日
2008/01/12(6038日経過)
読んだ本
2156冊(1日平均0.36冊)
読んだページ
482485ページ(1日平均79ページ)
感想・レビュー
1643件(投稿率76.2%)
本棚
49棚
性別
血液型
A型
職業
クリエイター系
URL/ブログ
https://ameblo.jp/kahonohon
自己紹介

☆23.2.16ー6月末 コロナが世間的に明け始めた影響で、読書も毎日30分が限界状況ゆえ、暫くお休みします。毎日読書は何とか続けたいと思いますので 登録だけはたまに来ます。再開時にはまた 宜しくお願いいたします!

☆22.12.26 レビュー簡略スタイル化を目指して試行錯誤中ですが、なかなか出来ません。取敢えず、スマホで入力できる範囲、を目指してみたりしていますが、特に古典文学には それは 自分の能力では逆に難しい…しかも、積読山には古典文学がまだまだ多い…もちょっと、試行錯誤を続けます(^-^; シンプルに自分の意思を伝えること、他者に対して常に尊敬する気持ちを失わないこと。…この二つを、伝達というこの場 への自分の課題の柱として。

☆未レビュー15冊越え(22.12.19)。 なんというか…もう最近は諦めの境地に至りつつ?レビューを何とかしたい欲求が薄い。読む面白さ…書くということの凄さ、に比して 自分のレビューがいかに馬鹿げているかを思うと、こんな公の場で、そもそも 自分のためにレビューする、をベースにしているならば、これ読んだ、の記録だけにするという方法もある… そこを考えると それでいいような気もし始めていたり いなかったり… グズグズ(^-^; もしかしたら、今後はメモ程度にする かも…。????
(読み友さんのレビューは、訪問続けます)

☆2022.7~ 気分転換中。

☆2022.2~ 今、かなり自分の生活ペースが立て込んでしまっていて、皆様のレビューのチェックが間に合っておりません。自分のレビューも5冊くらいまとめて書いている状況…。暫くは、コメントのお返事と、たまにつぶやきチェック程度になってしまいます。諸々申し訳ございませんが、何卒宜しくお願い申し上げます。


=====

約10年前から、ぼちぼちと 演奏家業をやめてみた。(データはその頃からのものを ブログから掘り起こし、2018年9月にまとめて登録した.)
そちらの資質はあるかもしれない、が素質はない、と 感じたし、今も そう思うから、なのだが。
その結果 現状は、芸術家では あると思う。 
が 職業演奏家 ではない。

自分が 世界の何に役立てるのか、を この10年来 考えてしまっている。
…なにか、絶対に ひとつは ある、と 思っている いわゆる 天職。
しかし 果たしてそれが 何なのか、は
…つまり 私は社会に何をすべくして 生きているのか、… 
とりあえず ならば、ある ので 世間生活は一応は出来てはいる、
が、それが出来てしまっているからこそ どこか 中途半端なままで、
自己存在の不鮮明さ…自分は自分の能力を誰の役にも立てていないのではないか? という疑いを どこか拭いきれず。。。
需要と供給の関係、という 不文律 簡単な論理 に 諦めを通して堕するべきなのか? それとも 自分ために弾けばいい、と割り切るのか? 
・・・そのような状況なので、未だに模索している 情けない状態 でもある。…もう生まれてこの方半世紀、なのだが・・・(^^;;)
子供の頃から大好きな 本 から、 
何かを 見付けられたら、と 思う日々。。。

そして そして、この頃 少し 何かが見えてきてもいる。
(ここで出会った皆さんのおかげだ。ほんとに。。。感謝してます。)
つまり、自分の天職、が 何なのか、についてだが
…おそらく、これに職業名が 無い、ということが問題だったのか?・・・ …何やら 少々は気づき始めているらしい(笑)


因みに、老後…楽器を弾けなくなったら…の夢は、地味な私的蔵書図書室 の開設。お茶を飲みながら、集まった人が 好きなように本や楽譜に没頭出来る場所、良いなぁ…と。
・・・ここに記している本は9割9分自分の蔵書で、音楽関連の書籍、弦楽器関連の楽譜、音源資料はかなりあるので、ちょっと固有性のある図書室になるのでは、と…。整理を考えると頭痛いですけれど…(笑;)

※若い頃は,福永武彦と村上春樹,安部公房とか大江健三郎辺りと,海外ものではカフカやカミユを,今ではその印象だけとはなっていますが,時折思い出すくらいには好きで読みました.…尤も30年以上前の話なので,こちらのデータに出す登録はしていないわけですが…未だに彼らから得た感性は 自分の中に在るな,と ふとした時に感じたりすることがあります…不思議なものですね….

※「積読本」は,パラ読み程度の未読本を含め既読のものでも,手元に置いてちょくちょく読みしたい&遅読したい&永く手元で愛したい大事な本,という定義にして分類しています.よって既読の本を再び積読本に入れることがよくあります.

※「読みたい本」は,「積読本」の以上の性格上 スライドされて,本来の「積読本」の意味(手元にあってなるべく早く読みたいと思っている本)になっていると思います.

【以下は 私としては本来かなりの蛇足と認識するのだけれども,一応...】
◎お気に入り登録/解除およびブロックはご自由にしてください.(その際のご挨拶メッセージなどは全くお気遣いなく.)当方からも割とお気に入りは気軽にさせて頂いてきていますが,お礼的な相互登録は今はやめています. 更に,あまり活動されていないのかなぁと思った場合,つぶやきだけかぁと感じた場合,漫画がメインの場合,積読などのTLの過多の場合,読書向きが全然違うなあ,相性イマイチ?と感じる場合,私からの片思い状況が長ーい場合も含め,…書き出すと多いのが何だかヤーな感じだと自分でも思うのですが 以上のケースは こちらからの登録でも 現状皆様のレビューチェックはギリギリ満タン状態になってしまっていることもあり,結果的に出戻り的に解除してしまうこともあります. 本当に,大変失礼を自覚しておりますが,私の能力の不足と,どうぞ何卒ご容赦ください.
◎イイネ,をする時に…込み入った話を親密に二者間でされるときがあると思うのですが,それをこそ!,第三者的に読むのをとても愉しい(リアルな深みと滋味を感じられて素敵)と感じる時が多くあり, その時にイイネを押してしまいたくなるタイプです. よって私が特定の読み友さんとしている二者的な会話に イイネや横レスをして下さるのは,むしろ ちょっと嬉しいレスポンス と受け止めています(パラノイア的匂いを私の感性が受けない範囲でですがw).  またSNSは,自分と誰かを「繋ぐ場所」であり,「離別する場所」という可能性も請け負う場所とも理解しています. この「読書」をベースにしたSNSでは殊に、一口に「共感」とはいえ…ひとつの芸術作品に対して誰も彼もが全く同じ捉え方考え方をすることは,むしろ偶然と言えるほどの幸運な出会いで,それは 文芸という芸術文化の類に対して抱いた感情である場合は 特に ありえない程のこと,と捉える方が本来的ではないかとすらも思っています.そして対象の芸術性が深いものである場合には一層 深い共感 はそうはおきないことが高確率だとも思っていますし, だからこそ 次なる思考を呼び,もっと考えること を求められ,その追究が面白いのだとも思いますし,それが文化芸術の持つ素晴らしさの一つの面だとも思うのです. 生きることの複雑さから逃げたくなる時,単純な共感や 簡単に共有できる想いや約束事を持つことは 心の救いや安心感になることも確かだけれど, 特に感性は様々であり 譲りようもないものとして個々が頑固なほどに大切にするものとして,違う受け止め方をするということもまたやむを得ず,むしろそれは自然なことだと思うので,私が共感できないことを書いていても気になさらずに,その場合は ふーん…ヘンナノ!と 放置しておいてくださいw.
◎ゆえにw,私は色々な本を推薦してくださることを,とても嬉しくとても有難く思います. だけれどもゆえにw,せっかく教えて頂いても自分のタイミングとしてすぐに読まない読めないことも多いですし,結果的にオススメ頂いた本とは一見違うものを敢えて次の読書に選ぶことすらあります. 天邪鬼と映ると思いますが,でもその選書には,お勧め頂いた方との記憶が既にきちんと私の中に織り込まれています. そして,そうしたやり取りを含めた全てを ここでとても幸せに感じて過ごしている…ということも この場を借りてお伝えしておきたく思います.
◎半年に一度くらい読み友さん整理をしてますが(現状以上の読み友さんとのお付き合いは私には無理なので),最近私の認識力が薄くなっていることもあり,以上を含めてコンスタントな投稿と過去からの繋がり感覚のある無しがその目安となってしまうこともあって,作業中に相互が読み友さんだったはずの方を誤って外してしまうなどのこともありえます. 又,よほどのことが無ければブロックをこちらからすることもありません. なのでもし 何事かあった感じがしても,絶対に絶対にシビアにはお考えにならないでください.
◎ナイスのポチは,Good,Nice,Fine,という向き以上に 拝見いたしました の感覚が強く,場合によっては 勿論 素晴らしい!Fantastic!のこともあれば,エールのこともありますし,そういう内容なんですね,興味深いです,同感です,なるほど~,ありがとうございます,等々…で字義通りの いいね≒ナイス ではない感じが折々に含まれます.
◎SNSにゾッコンにはなれない年齢?ですので,マイペースで気楽にやっていますし,ここでは特にそうありたいと考えています. 基本的にはPCでしかチェックしません. また特に土日はあまりインしません.&かなりの夜行性です.その結果,返信などのタイミングも相当気まぐれになりがちです. また,なるべく読んだ本には悪い評を書かないようにしたいと考えているフシもあるので,私の感想にヒッカカリを覚えられることも多々あるとは思いますが,コメント返信に 望外の労力/自由時間を割きたくないので,共感ベースの可能性のない感想討論等は 一切望まないクチ です. 故に 私の個人的諸々条件と感性判断などから,今は返信がしんどいな…と感じたコメントには 完全スルーをさせて頂くことがあります.
◎リアルご対面もケースバイケースで大いにアリ!ですが,そうでない通常お付き合いの場合は,そこそこ感覚で,以上の勝手気儘な諸々 大目にと,
ゆる~く たのしく 宜しくお願いいたします.
....m(_ _)m🍀

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