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2025年1月の読書メーターまとめ

道楽モン
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2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

道楽モン
すべての短編が心に刺さる。そうか、理系研究者が小説を書くと、こういうアプローチになるんだ。全作が高水準であり、理系の知識が得られるのは勿論、科学の裏にある人間のドラマがしっかり描かれていて感嘆する。ページ数が少ないのに驚くべき密度の濃さで、冒頭数行で物語世界に引き込まれる。しかも無駄が無い。これは素晴らしい短編集だ。今回も直木賞候補作を全部読んだが、唯一の短編集ながら読後感が圧倒的に素晴らしい。受賞は異議なし。今後も活躍を期待します。その前に未読作を制覇しなくちゃ。他の候補作も良かったが、本作はダントツ。
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2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

道楽モン

2024年の読書メーター 読んだ本の数:215冊 読んだページ数:59457ページ ナイス数:17042ナイス ★去年に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/352710/summary/yearly

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2025年1月の感想・レビュー一覧
15

道楽モン
我が国でも90年代に熱心な読者を獲得し、出版社がこぞって翻訳した作家。スティーブン・キングと並ぶブロックバスター作家として、ミステリやSFを中心とした王道のエンタメ作品を量産していたのだ。すべての作品が一定の水準を満たし、読者を満足させることが流行作家たる使命であり、実際に彼はそれを続けていたのだが、あらかた翻訳され尽くすと、ある種の忘れられた存在になってしまった。電子化されているのはごく一部という現状は哀しい。本書も古い文庫での再読。かつて心踊らせた何作かの内でもベストという記憶がある。感想は下巻で。
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道楽モン
またもやノイズ・バンド「非常階段」。私はむしろJOJO広重の弾き語りノイズを愛聴しているのだが、本書は異種格闘技戦ともいえるジョイント・プロジェクト「◯◯階段」に関しての軌跡。スターリンや原爆オナニーズというパンクバンドとの親和性は当たり前だが、とうめいロボットや佐井好子などのフォーク系、アイドルのBis、果てはヴォーカロイドの初音ミクと、エスカレートしてゆく。商業主義的な思惑を感じるが、実はJOJOにとっては音楽を志した初期衝動への先祖返りだ。それは森田童子のバックでノイズを鳴らしたいから始まったのだ。
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道楽モン
マイノリティな存在を出生時に運命づけられた主人公と、その特性を共有する仲間(微妙に距離を置いている関係性が設定として◎)による事件の顛末を綴った中編小説。いわゆる一般人からすれば、属性に対する免疫不足から、彼らの個別識別が困難という身も蓋もない静かなる差別と、ヘテロからは想像できないセクシャリティの実態など、作者のデビュー作である本書の衝撃度は、かつての山田詠美の登場に匹敵する。ミックスである属性とセクシャリティによるアイデンティティの模索と、周辺の人々の過剰な気遣いのズレが、まさに現在を写している。
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道楽モン
バブル経済破綻直後の、東京で賃貸生活を送っている若者たちの部屋を撮影した写真集。出版当初、写真集としては異例の売り上げで、都築響一の名が一躍メジャーとなった。私も含め、周辺もこぞって購入していた。当時のサブカルでは荒木経惟や藤原新也の人気が高かったが、彼らのパーソナルな感情を全面に打ち出したスタイルと対極にある、テーマを絞った無造作なカタログ的切り口が斬新だった。覗き見的な下世話さだけでなく、写真内の情報から住民の生活や思想信条を深読みする楽しみも魅力だ。独自の生活を若者が謳歌していた時代の貴重な記録だ。
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道楽モン
この薄っぺらい文庫本に無限の世界が詰まっている。川上弘美によって作られた小さな町から、途轍もない時空間が生成される。それには読者のちょっとした想像力が不可欠なだけだ。本作は3〜4ページ程度の掌編の集合として構成されている。それぞれは町内の変な人の描写やエピソードなのだが、まったく何の脈絡もなく突然に大飛躍が発生する。読み手にとっては驚愕だが、小説世界内ではそれがごく当たり前の様にさらりと書かれている。違和感は当然の様に放置される。読者の想像力が試されると共に、こんな小説を作り出す作者に畏敬の念すら感じる。
が「ナイス!」と言っています。
道楽モン
600ページを超える大著。都内での1980〜2000年代におけるミニシアターの栄枯盛衰を記録したもの。素晴らしい記録で、筆者による劇場側への聞き取りが中心となっているが、通読すれば、この時代のど真ん中に生きていた映画好きに共通した郷愁を呼び起こす魔法の書だ。そう、確かにあの時あの場所が想起される。情報をキャッチし、まだ観ぬ名作を求めて、時には行列に耐えて出会った映画たち。時代のニーズに応じて変容はしても、人の文化的な繋がりにとって、ミニシアター的な場所は必要不可欠なものだろう。索引に並ぶ多くの名画たちよ。
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道楽モン
筆者はヤマモという愛称で女子プロレスフアンから信頼される、業界で唯一のマトモな人(笑)。そして彼自身のキャリアをスタートさせたジャパン女子プロレスの、創設から解散までを綴った一冊。女子プロレスといえば全女しか存在していなかった時代に、いわばインディープロレスとして作られた団体で、尾崎魔弓、ダイナマイト関西、キューティー鈴木、そして神取忍らが在籍。今までまとまった形で語られることの少なかった団体だけに、その歴史や裏話を読めることは貴重だ。決して華々しい存在ではなかったが、今につながる影響力は大きい。
が「ナイス!」と言っています。
道楽モン
昭和の大看板新作落語家による従軍記録。自身でも同名の新作落語として演じていたが、本となると格別の面白さがある。噺家なので面白おかしく書いてはいるが、その裏には、軍部や右翼による国民洗脳がいかに市井の国民に受け取られていたのかが伺い知れる。庶民たちは決して日本軍の言葉を鵜呑みにしていなかったのだ。大いなる疑問符を心に抱え、祖国と家族を守るために戦地に赴き、死を隣りに軍隊での生活を送っていた。復員後に落語になる様な理不尽でバカバカしい軍隊生活。数々のエピソードに笑いながら、戦争について考えさせられる一冊だ。
が「ナイス!」と言っています。
道楽モン
1980年代初頭より活動継続中の現役ノイズ・バンド。もう45年のキャリアはひとつの歴史だ。狭いジャンルながら世界に名を轟かす、知ってる人にとっては超カリスマ。、膨大なディスコグラフィーが「非常階段」の人気を証明している。当初のライブこそ、臓物や汚物が飛び交い、ステージ上での放尿などスキャンダラスな面のみが先行したが、ノイズミュージックの存在の必然性、ハプニング・アートにも通じる即興性、リズム、音階、旋律、和音に縛られない、原初衝動としてのアクトに気づけば、騒音は天国の音に変わる。貴重なDVD付き活動記録。
が「ナイス!」と言っています。
道楽モン
やはり小川哲は本物だった。期待を上回る短編6作。SF設定であるが、舞台は現代であり過去。物語の完成度を最優先としていないかの様に、神や宗教や人間をテーマに、思いの丈を作品化している印象。作品に想いを封じ込める熱量が凄い。短編集としては各作品の濃度にムラがあれど、これは試行錯誤というか、現代日本の文学界で道なき方向を目指す轍なのだろう。作り込まれた仕掛けは、現実と架空の境界を曖昧にする程のリアリティで、所詮はホラ話の作り話だが、騙されると知りつつ、もう気持ち良いほどに騙される。これぞ小説読みの快楽だ。
が「ナイス!」と言っています。
道楽モン
すべての短編が心に刺さる。そうか、理系研究者が小説を書くと、こういうアプローチになるんだ。全作が高水準であり、理系の知識が得られるのは勿論、科学の裏にある人間のドラマがしっかり描かれていて感嘆する。ページ数が少ないのに驚くべき密度の濃さで、冒頭数行で物語世界に引き込まれる。しかも無駄が無い。これは素晴らしい短編集だ。今回も直木賞候補作を全部読んだが、唯一の短編集ながら読後感が圧倒的に素晴らしい。受賞は異議なし。今後も活躍を期待します。その前に未読作を制覇しなくちゃ。他の候補作も良かったが、本作はダントツ。
が「ナイス!」と言っています。
道楽モン
戦後生まれの社会学者による自らの読書体験から、戦後社会の思想や風俗、経済の流れを総括しようという試み。現在における再読によって、初読時の影響を相対化しつつも、当時の自分への影響を冷静に判断しているのが学者っぽくて好ましい。読書遍歴の中からの選択において、少なからぬバイアスがかかる事は織り込み済みであるが、過去の社会や自分に対して、現在の倫理や価値観を可能な限り持ち込まないという徹底した姿勢が素晴らしい。若き日の馬鹿な自分を、学術的に見つめ直すというのは相当苦しい作業である事は明白だ。読み物としても面白い。
が「ナイス!」と言っています。
道楽モン
まったく作風の異なる三島由紀夫、安部公房、大江健三郎の三巨匠が、主に1960年代に行った鼎談と対談をまとめた一冊。生誕100周年を迎えた安部、三島の営業戦略の一環であるが、全集を所持しない読者にとっては、実に刺激的で示唆に富んだ編集である。それぞれに独自の方法論、政治的スタンス、文学への関わりが明確なだけに、お互いの作品や思想をどのように評価していたのかが本人の言葉で語られているのが白眉だ。三島の真摯なれどハッタリ満載の言動が面白い。最初の対談は大江が在学中の頃で、緊張しつつも先輩に絡む姿が初々しい。
が「ナイス!」と言っています。
道楽モン
エンタメとはいえ時代小説でのラノベ感には、個人的に違和感がある。勧善懲悪の娯楽作品だからといって、あらゆるものを現代風に開くというのは、読者層を見誤っているのかも。中堅どころの書き手なので、リテラシー低い読み手に合わせる必要ないと思う。さらに、時代物に現在の倫理観や価値観を盛り込みすぎると、身分制度や藩と幕府と公家との関係性が崩れます。殿が農民の祭りに参加するなど、もはやファンタジーで唖然とします。編集サイドからの要請があるのかもしれないが、格調高く厳密な文体と物語構成を期待します。直木賞候補作。
が「ナイス!」と言っています。
道楽モン
新潮ミステリー大賞でデビューした作者の長編4作目。戦後から四代にわたる烏丸家当主の物語(烏丸建設の代表取締役)に横たわるのは、家宝である太田道灌の刀。主役は2代目当主の長男だが、妾腹の兄がいる。モデルは堤兄弟。さらに愚連隊であった安藤昇、マラソンの円谷、刀剣や美術品を巡っては細川家をモデルに、高度成長期における建築会社の発展を描いている。つまり戦後の昭和史が真の主役で、モデルを巧みに用いて作品化したものだ。フィクションとはいえ生々しいノアール感満載。直木賞候補作。30歳にして本書を書き上げるのは驚異だ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/05/06(4309日経過)
記録初日
2017/10/16(2685日経過)
読んだ本
1179冊(1日平均0.44冊)
読んだページ
344730ページ(1日平均128ページ)
感想・レビュー
441件(投稿率37.4%)
本棚
28棚
性別
現住所
東京都
外部サイト
自己紹介

還暦を超えると1年が本当に早い。不動産会社勤務でござる。

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