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2025年9月の読書メーターまとめ

中玉ケビン砂糖
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2025年9月に読んだ本
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2025年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

中玉ケビン砂糖
ネタバレ#読了 加筆修正点通過。解説(内田剛/ブックジャーナリスト)通過。 いつの間にかテレビドラマ化もされていて無事最終回を迎え「何かあったら中山七里」状態だが、実質「月刊中山」になっているのだからさして言い過ぎでもないだろう。冒頭岸和田駅前の阿鼻叫喚は、通り魔によってそれまでのライフストーリーや希望に満ちた前途を老いも若きも一瞬にして絶つという描写でまさに真に迫る。テンポ・文体・ドラマツルギーすべてにおいて参りました。シリーズ化すれば怖いものなしの「安打製造機」ここにありである。
が「ナイス!」と言っています。

2025年9月にナイスが最も多かったつぶやき

中玉ケビン砂糖

はや9月中旬になってしまったが先月のツケが効いてきたのかモチベ↓。酷暑、酷暑、酷暑、熱中症一歩手前、豪雨、豪雨、そして酷暑。……思い出せることのほうが少ないが、果たしてこれでよろしいのかといった印象。納涼どころではなかった気がして合掌。

はや9月中旬になってしまったが先月のツケが効いてきたのかモチベ↓。酷暑、酷暑、酷暑、熱中症一歩手前、豪雨、豪雨、そして酷暑。……思い出せることのほうが少ないが、果たしてこれでよろしいのかといった印象。納涼どころではなかった気がして合掌。
が「ナイス!」と言っています。

2025年9月の感想・レビュー一覧
11

中玉ケビン砂糖
ネタバレ「Vulnerability」の大意は「傷つきやすさ」の謂ではあるが複雑かつ多義的だ。暗に「~が故に人を苛立たせること」「~に由来する攻撃誘発性」というニュアンスもある(池澤夏樹)。「何かにつけて被害者を装う陰湿さ」「悲劇のヒロインを気取るいやらしさ」というほどあからさまではなくとも、解題(桜庭一樹)で語られるような「か弱い弱者(だからこそ)の持つ怖さや不快感」がそれにあたるだろうか。言わぬが花を言ってしまう。見なければよいものを見てしまう。捨て置けばいいものを守る。忘れればいいものをいつまでも留め置く。
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中玉ケビン砂糖
ネタバレ【最初の事件】「未来のめいたんてい」に憧れる、とある小学生の学校事件帖。かと思いきや突如挿入される得体のしれないレポートによって平衡感覚をいきなりズラされる。ある変事で覚醒したのは疑いようのない要素だとして、(クラスの人気者を陥れるために)開陳してみせる推理がなかなかの食わせもの。一見複雑だが理路整然と語るのでそういうものかと思わされた次の瞬間、その推理の大きな穴に気づいてしまった友人を容赦なく手にかける「僕」。本格、特殊設定、ミスリードにプロバビリティすら顔を覗かせる、さながらアクロバットの見本市。
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中玉ケビン砂糖
ネタバレ【#読了】 私が映画館に行かなくなった元凶を、あまり表沙汰にはしないでもらいたいね。
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中玉ケビン砂糖
ネタバレ「読み終わるたびに『無理!』ってイヤ度が増すんだけど、肝心の仕事は憎たらしいくらいウマいんだよねぇ……」で同僚と意見が一致した数少ない作家の一人だ。ほぼ再読というかたちになったが、改めて巧み。『小説宝石』での連載開始が2020年初め、「対岸の火事」だったものが未曽有の拡大を見せ始め、さも楽観視していた我々が身の処し方に不安を覚え始めた頃に重なる。当初のプロットとしては「キラキラネームの持ち主だけが入居できるシェアハウス」「かたや大昔に暗い事件のあった曰く付きの土地」あたりで転がそうと思ったのかもしれない。
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中玉ケビン砂糖
ネタバレ【選評から見る直木賞】「苦渋の末の『該当作なし』なら全部が面白いということ!」という直近での書店POPを見て「そうきたか」と思ったが、別に詭弁というわけではない。各々が推挙した作品はあれど、「四時間あまり議論し(…)最終的には二作で決選投票をしましたが、得点が過半に達する作品がなかった(…)初めての経験(宮部)」「『ブレイクショットの軌跡』と『Nの逸脱』の二作に絞りこまれていったが最終投票の結果、受賞作なしとする意見のかたが大半を占めた(三浦)」等、
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中玉ケビン砂糖
ネタバレ#読了 人懐っこく情にもろい頼れるヤンキー風八多と黒ずくめのクールビューティ九重十一。なかなかに好みの痛快なバディものであり良質のホラーミステリでもあるが、恐らく本眼はそこではない。「神の顕現に見せかけた禍々しい『悪意』の怖さ」でも「下手に神を使役しようとする人間本来の醜さ」ですらないのだろう。「猿神」も、「ゆきわらし」も、「あざはぎ」も、「しどら」も、「オシラサマ」も、日常が脈々と続いてさえいればやがて形骸化し、細々と伝承されていくか人知れず朽ちていくはずだったのだ。
が「ナイス!」と言っています。
中玉ケビン砂糖
ネタバレ#読了 加筆修正点通過。解説(内田剛/ブックジャーナリスト)通過。 いつの間にかテレビドラマ化もされていて無事最終回を迎え「何かあったら中山七里」状態だが、実質「月刊中山」になっているのだからさして言い過ぎでもないだろう。冒頭岸和田駅前の阿鼻叫喚は、通り魔によってそれまでのライフストーリーや希望に満ちた前途を老いも若きも一瞬にして絶つという描写でまさに真に迫る。テンポ・文体・ドラマツルギーすべてにおいて参りました。シリーズ化すれば怖いものなしの「安打製造機」ここにありである。
が「ナイス!」と言っています。
中玉ケビン砂糖
ネタバレ#読了 【選評から見る芥川賞】「本が売れないよ……」という書店の悲嘆はあるが「明らかに抜きん出るというものはなく、突出したものがほしかった」という川上弘美の代表コメントは一度冷静に受け止める必要がある。多く名の挙がった「トラジェクトリー(以下『トラ』)」及び「たえまない光の足し算(以下『光』)」を基準に各選考委員の大意を概観してみると、確かに「一長一短」の歯痒さめいた物言いが随所に散見された。「『トラ』共感でも傍観でも訴えでもないこのような語られかたを必要とする孤独があるのだと思わされる(川上未)」
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中玉ケビン砂糖
ネタバレ#読了 勘所として①「世界を『シンプルに把握したいという欲望』」②「自分は不遇で、(なにものかに)『何か』を『搾取され(てい)るのではないかという不安』」の二点を挙げて的確にまとめており、かなり興味深く読んだ。①は端的に言えば「『水戸黄門』や『荒野の七人』みたいに世の中が『ザ・勧善懲悪』で回っているならどんなに楽か……」という「ヒト」の無意識的・根源的な願望で、ともすると陥りやすいかあるいは誰しもが持っている「苗床」のようなイメージを抱かせる。
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中玉ケビン砂糖
ネタバレ#読了 『「チンギス紀」が終わったら次は「クビライ紀」』なんじゃないか?』などと軽口を叩いていたのがもはや懐かしいが、今更ながらなぜクビライの物語が(本人が公言しているように)「擱筆の書」となるのだろうか。こういっては何だがチンギスという偉大にして唯一無二に較べれば、後に「元」皇帝となるクビライは人物として小体という印象がある。作者は長きにわたって大陸における歴史大河小説をものしてきた。史実から邪推するなら北条率いる日本とクビライ率いる大陸軍が激突する「元寇」
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中玉ケビン砂糖
ネタバレ#読了 このところ推薦文に引っ張りだこで背筋氏が戦慄しまくっており私の背筋も戦慄しているが、正直もう少し何か欲しかった。「因習哀史」+「世界オカルトコラム」+「旧日本軍の秘密機関的な陰謀」といった趣だが、学生がフィールドワークに行ってそこに奇妙な風習があって散々な目に遭って……以上。東北と四国に舞台を散らせた必要性がよくわからないし、実はお互いに連動して結びついていて……のようなよく使われるギミックもやや薄い。「どんなに近代化が進んでもあなたの住んでいる隣には」的なことを言いたいのだとしてもやはり弱い。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/06/28(4553日経過)
記録初日
2013/06/29(4552日経過)
読んだ本
1444冊(1日平均0.32冊)
読んだページ
439300ページ(1日平均96ページ)
感想・レビュー
919件(投稿率63.6%)
本棚
23棚
血液型
AB型
外部サイト
自己紹介

■このページをのぞいてくださった方々へ。(2026.01.01更新)

■ひねくれものです。断捨離を継続的にしています。
・みうらじゅん的おかしみ。
・高田純次的適当さ。
・談志的ブレない批評眼 をモットーに。

■はじめに
色々便利だからという気軽な理由で読メを始めました。Amazonとの連携、色々な感想を持った人々と出会ったり、知らない本・「何それ面白そう」と刹那に感じた本にもアクセスできたり……宝探しみたいですね。
なかなか気配りができず、基本的に無言フォロー、ご寛恕ください。
ご不快な方はブロックしていただいて構いません。ご留意ください。

■注目していきたい作家
梨、白井智之、阿津川辰海、佐川恭一、澤村伊智、真梨幸子、筒井康隆、小川哲、宮澤伊織六原小森そしてそれ以外の作家(話題作はあまり読めていません)。

■読み方
とりあえず手元にある本を読んでいます。乱読傾向ですが遅読です(要は読み散らかしているだけです)。ついでに寝かせたり並行して読んだりもします。ホメロス、現代思想、最近の話題作もニッチなマンガやラノベも読みます。

■感想について
なるべく自分の考えを忌憚なく述べます。ただし結局よくわからなかった本に関してはチェックするだけに留めます。

■ネタバレ
配慮しますが基本的にはしますのでご注意ください。

■好きな作品/作家
村上春樹全般(特に『遠い太鼓』等のエッセイ系)
ヘミングウェイ、カフカ、内田百閒(いずれも中・短篇作品のみ)
坂口安吾(特に随筆・評論)
三津田信三
オカルト本全般
メルヴィル「バートルビー」etc...
そしてそれ以外の作品。
薦められた本も読みます。「読まなくてもいいか」と思ったら読みません。「面白そう」と思った本だけチェックします。

■関連事項
美容、園芸鑑賞、音楽(昔の)、映画(昔の)、Vtuberの可能性、思いやり、推し活、SNS考、山野弘樹、横道誠、etc……
そしてそれ以外のもの。

■長文失礼、どうぞよろしく。

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