8月はページ数、冊数ともに過去最高になりました。皆さま、今月もどうぞよろしくお願いします。☆2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:111冊 読んだページ数:16212ページ ナイス数:44896ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/157091/summary/monthly/2024/8
のっちさん、こんにちは。私はベトナムにはホイアンにしか行ったことがありません。しかも1週間くらいしか滞在しなかったのですが、雰囲気は十分に味わえたかと思います。
知らなかったこと、あるいは間違った思い込みもたくさんあることに気づかされる。例えば、「地球に存在する水量のうち、海水が97.4%を占め、陸水はわずかに2.6%に過ぎない。陸水の76.4%は氷河であり、地下水が22.8%、残りのわずか0.8%が河川、湖沼、土壌中の水分である」ーなんとそうだったのか!
たしかにこの本は、生き物を食すということの残酷さから、食べるということの尊厳を 描いた本ではないですね。ヴェネチアさんのお話を読んで、漢字の「美」と、言う文字を思いました。羊が大きいと、「美」になったらしいです。食は、元来私たちに喜びと健康を与えてくれます。けれど、食べられる側に こんな話をさせられたら、食に美なんて感じなくなりそうです。
インドは現在でも多言語地域だが、玄奘には言葉の上での苦労はなかったのだろうか。これまたそうした記述が見当たらないのでわからないが、おそらくは行く先々で案内者がいたのだろう。
追伸 『注文の多い料理店』に付いては『序文』を読むべき!との事ですね!❇️ ヴェネツィアさんには、何時も感心します!💫 此れからも、色々とご教示下さいね!🍀 宵待草
ナイスありがとうございます。この本に出てくる東大生、兵庫県知事に似ていませんか?自分は悪くない、俺は知事なんだぞ、こんなことで辞めなきゃいけないのか、という亡くなった人への想像力の欠如。人は自分が偉いと思うと他人への思いやりがなくなってしまうのかな?
※「浮絵」=西欧風の遠近法を用いて描かれた新しい技法。ここでは劇場の後方から舞台に向かって遠近法が駆使され効果をあげている。※2「助六」=正式名称は由縁江戸桜」。なお、助六は主人公の名前(実は曽我五郎)。
他の方たちの感想を読むと「だじゃれ」とするものが多かったのだが、私はこれは「だじゃれ」の域を超えたナンセンスであると思う。突き進めば『不思議の国のアリス』やシュールレアリスムにまで行きつくような。
今年は『ねずみくんのチョッキ』誕生50周年ということでイベント開催のニュースをたくさん目にしました。作者のお二人がご夫婦である事も今回初めて知りました。末永く続いて欲しいシリーズです。😺
辛口レビューしてしまいましたが…。あの『箱男』では、完成作が原稿用紙300枚に対し、書きつぶした量は3000枚を超えたとのこと。それを考えると、フロッピーに残された『(未完)飛ぶ男』が、全体の何割なのか、前半~後半のどの辺の物なのか等々、分からない事ばかり。空の上の安部先生に伺うしかないが… 色々、空想を巡らすのも、この未完作品に対する楽しみ方かもしれません。
また、ヴィラ・ダラヴァでは直線が空間を画するが、一方のボルドーの家ではそれに斜めの線や円形、あるいは曲線が配置されたりもする。いずれも、かなりに先端的な住宅である。
である。イコンを燃やして、果たしていかほどの暖がとれるというのか。かかった費用からすれば、当時の金額で200万円に近いにもかかわらずである。では、当時の私は何にそれほど惹かれていたのか。おそらくはソフィアという響きとヨーロッパへの強烈なまでの憧れが強い吸引力を持っていたのだと思う。では、それは何時頃に生まれたのか。おそらくは小学校1年生の時にもらって愛読していたアンデルセン童話集が影響していたのだろう。世に「六つ子の魂百まで」というではないか。
とりわけ触手が動くのは、スカンセン野外博物館を描いたクロス、民族衣装のシリーズ、クリスマス用のクロスなどだが、これらを見に行くためだけに北欧へ行っても後悔しないだろうと思われるものばかりだ。
四季折々の写真を飾っておきたくなるファンズワース邸。さすがに今の年齢の私は住みたいとは思わないけれど、若い時はミースやバウハウスが最高にカッコ良かったです!less is moreの世界ですね✨
これが太郎の成長物語であり、同時に英雄譚であるといった古典的なプロットの安定性が大人たちをも安心させるのだろうと思われる。なお、『ふたりのイーダ』の感想は別稿で書いています。
この巻では、説話的な章段はあまり見られないが、屈支国の王と王弟の説話が語られている。また、説話ではないが印度総説の中で、ブラーフマナ、クシャトリア、ヴァイシャ、シュードラの記述が見られ、互いに通婚が行われないことなどを述べている。
五木寛之の初期作品ですが、最近東京書籍から「五木寛之セレクション」と題してテーマ別作品集が4冊刊行されています(国際ミステリー集、音楽名作小説集、異国ロマンス集、サスペンス小説集) 今のところ読んだのは第1巻の「国際ミステリー集」だけですが、作品の選択も巻末の佐藤優との対談も良かったですよ。ヴェネチアさん、これからも五木寛之の初期作品を読むようでしたら、こちらも選択肢の一つに加えてみたら如何でしょうか。
⇒弥次郎兵衛、喜多八は道中一度も髪結いをしないのはおかしいとの指摘に即刻答えたものである。マンネリを心配していた一九にはまさに渡りに舟だった。実地の取材、宣伝(道中の店も、自身の新作も)、読者からの声、と『膝栗毛』は商業ジャーナリズムを主導してもいたのである。
息子が幼稚園児の頃、やはり彼には友だちがいなかった。そのことを訴える彼に妻が「たっちゃんにはレオン(カメレオン)もミャーちゃん(猫)もちゃんといるよ」と言うと、彼は「ニンゲンのともだちがほしいよう」と激しく泣いた。そんな彼は若くして逝ってしまって今はもういない。
版を重ねるうちに(あるいは一九自身も予想していなかったかもしれないが)、本書は次第に実用的なガイドブックと認識されるようにもなった。そして、そうなると各地の名物、名産は言うに及ばず、例えば大井川の渡しの場面のように値段の相場もわかる仕掛けは大いに喜ばれたに違いない。
最高でした\(^o^)/もう猫がいなければ帰って来ていなかったと思います😊会社に凄く立派な宿泊施設があり、仕事もそこでやらせて頂き、至れり尽くせりでした。涼しさがもう嬉しくて、朝晩は15度でしたが、半袖でお散歩しましたよ🎐🎐🎐🎐
日本に住んでいると国境の存在が明確に感じ難いですね。島国、特に大陸から切り離されていると地図上で分かっていても他国の存在を身体で強く感じられません。飛行機で着陸すると周りの人々や景色で異国だなと思えますが、何故か過去に見たり読んだりしたその国についての知識と比べてみて違和感を抱いたりします。ここは本当にベルリン? その点、列車や車移動だと順応し易いですね。面白そうな本なので読んでみたいです。
草食動物も肉食動物も、アフリカのサヴァンナにいるライオンも北方に生息するクマもニホンザルもみんな共生。生態系のことが気にならないでもないが、絵本だからいいのかな。
⇒読者もともに彼らの混乱と困惑とに巻き込んで行くのである。ただ、設定が相当な程度に特異であるために(あり得ないことではなく、本作でも言及されているようにアビー&ブリタニーの例もある)あるいは小説世界への投入が困難であるかもしれない。父親の特殊な出生の状況が先に語られているが、これとてもやや説明的に過ぎるようにも思う。
本書のタイトルは『北欧ストックホルムのアパルトマン』としているが、スウェーデン語ではアパートは"lägenhet"である。この言葉には一般に馴染みがないのはわかるが、ではなぜアパートとせずにアパルトマンとフランス語にしたのか。おそらくは、アパートでは安っぽく響くし、かといって本来の意味を知っているだけにマンションとは名乗りにくい。そこで、無理を承知でアパルトマンとすることで安っぽさを回避しつつ、都会的なセンスを示したつもりというのが著者たちの思惑だったと想像される。
若い頃…僕も五木に惹かれました…僕は、その東欧の匂いに酔い、高き壁が聳えるソ連圏の国々に思いを馳せました。悔恨…ヴェネチアさんからは想像し難い言葉に意外な一面を垣間見た気がしています。僕も同時に懐古心を呼び覚ましました。
ヴェネツィアさんの選ぶ本は気になる本が多いですね。アアルトは建築も素晴らしいですが、家具が有名ですよね。現在流通している形の椅子やスツールも、アアルトらしさが多いですから。
読んだ時の衝撃を思い出しました。そうなんですよね。本当に救いがない。でもこの救いのなさが当時の(子供の)私にはなぜか救いだったことも思い出しました。ありがとうございます。近々再読してみたいと思います。
⇒ずっと一貫性があるように見える。巻末に作品リストが付されているが、陶芸作品は個人蔵のものが多いようだ。美術館に入っているものでは、やはりアンティーブのピカソ美術館が圧倒的に優勢である。
久しぶりのコメント失礼します!かがくいさんは今年の巡回展で知りました。彼の作品の背景を知ることができて興味深かったです😄 https://kagakuihiroshi.com/
ヴェネツィアさん おはようございます。 『歯いしゃのチュー先生』のレビューを嬉しく拝読しました!❇️ ウィリアム・スタイグは、好きな絵本作家の一人です。 特に蔵書絵本の『ロバのシルベスターとまほうの小石』は、大のお気に入り絵本の一冊です!💕 何時も、一般書籍から、美術書籍、絵本に至るまでの、幅広い選書&レビューを感心しつつ、楽しみに拝読して居ます、有り難うございます!🙋 残暑の今日も穏やかな、良きひと日で在ります様に!✨ 宵待草
⇒被爆と大いに関わるのだが)を描き出すのであり、そこに鈴を超えた女優、和楽京子をトータルに現出させてゆく。最後の3行が甘すぎるのはまことに残念である。なお、ケーキを切り分けるシーンなど、微細な感情の在り処を表出する芸の細かさも見せる。
ヴェネツィアさん、とても気になって色々ググりました。倉敷市のHPに温羅伝説を古代史として推論したページがありました。桃太郎の鬼退治を大和と吉備勢力の構図で語り、その中に血吸川の鉄の話が有りました。鉄はヤマタノオロチと思ってましたので、意外だったのですが、資源領有を巡るものだったのかな?とか、タタラ技術が渡来技術で渡来人が持ってきた伝承をオーバーラップさせた内容になったのかなとか、古代ロマンへの尽きない夢になりました。
原題は"AMONG OTHERS"。邦訳題は、なんとか原題を活かす方向で考えられなかったものか。また、作品の中ではSFとファンタジーは区別されているのだが、昨今のヒューゴー賞やネビュラ賞はこれを区別せずに包括的に扱っているようだ。そして、本書を見る限りでは、SFがファンタジーに包摂されて行きつつあるかのような印象を受ける。
写真の少ないこと(しかもモノクロのみ)が唯一の欠点である。筑摩書房の頒価を上げないための措置だろうが、どうせ部数は少ないのだから思い切って大盤振る舞いして欲しかったところだ。
アムネスティ、正直あまり好きになれません。知人が熱心に活動していて一度誘われましたが、新興宗教団体みたいでした・・・(すみません)。一番活動が必要なのは日本よりも中国とか北朝鮮だと思いますけどね。そういうところでは無力なのだろうから、正直無意味な気がしています。
モリが最高度のSFと位置付けているのは、トールキンとル・グイン。これは私も全面的に賛成だが、トールキンをSFという範疇に入れるとすれば、ヒューゴー、ネビュラ両賞の選考も同様の立場をとっているのだろうか。あるいは、私がSFとファンタジーを分けて考えているのがもはや古いのだろうか。
いずれも見ているだけでも眼福この上ないが、私が思うこれはという逸品は、パキスタン北部山岳地帯のコヒスタン族の首飾り、ウズベキスタンのこれも首飾り、オマーンの儀礼用短剣、イエメンの装飾品のすべて、モロッコの短剣、ナバホ族のターコイスと銀の装飾品など、もうキリがない。
検索して内容をチラ見しました。クマさんがこんな絵本を出していたとは知らなかったです。大人向けですね〜子どもは見たら怖い!と感じるのでは😅 https://aucview.aucfan.com/yahoo/x567853737/
若い頃、新潟からナホトカに船で渡り、さらにハバロフスクからはシベリア鉄道でモスクワ、そしてフィンランドまで行ってみたいものだと、かなり痛切に念願していた。与謝野晶子はそれを実現したが、私はどうやら若き日の夢に終わりそうだ。
⇒出現する。一方、祝島には原発がやって来た。カメラは、これに断固反対する島民たち(高齢者が多い)を追うが、決起集会に向かう老人たちの表情や姿には三里塚のそれが重なる。空間を限定し、一方時間のスパンをとった写真の数々は、実に貴重なドキュメンタリーとなった。
⇒すべて純金でふかれている」、「宮殿内に数ある各部屋の床も、全部が指二本 幅の厚さをもつ純金で敷き詰められている。このほか広間といわず窓といわず、いっさいがすべて黄金造りである」と語られ、これがかの「黄金の島ジパング伝説」である。この後に無尽蔵の富を伝え聞いたクビライ・カーンが「二人の重臣の歩騎の大軍と大艦隊を授けてこの島国に向かわせた」と記され、暴風雨によって大打撃を受けながらも、再上陸し一端は首都を占領したが、反撃にあって降伏したとの顛末が述べられている。時に1269年のことであった。
⇒なのだろう。建物本体は軽量鉄骨構造だろうか。かなり軽そうな(つまり重厚感が全くない)印象である。終の棲家からは限りなく遠そうである。内部空間もまた森の中にいるという感じである。ただし、自然と一体というには、建物は全くウッディではなく、いたって人工的である。
追伸 レビューの最後に、ヴェネツィアさんのお名前を、ヴェネチアさんと記して仕舞い間違えまして、ごめんなさい!🙇💦 過分なコメントを頂き恐縮して居ます!😔&有り難う!🙋 宵待草
ディオールしかり、シャネルもまたしかりである。また、そればかりかケンゾーをはじめ、日本人のデザイナーたちも多く参入している。全体には地味な色遣いのイッセイ、モノトーンが基調の川久保玲や山本耀司なども、それぞれに華やかなジャポニスム・モードを展開している。
⇒余韻を残して終わる。凄惨な大量殺人から始まったこの物語だが、思いがけず遠くまでやって来たものだ。なお、ヤ・ルーは中国で強大な権力を持っていたのであるから、自ら最後の決着をというのはリアリティを欠くように思われる。
館内図が付いていないのは残念。どの部屋に真っ先に向かうだろう。やはり恐竜と化石の部屋だろうか。また、古代エジプトのネコのミイラの写真もあったが、江戸期の日本はこれをせっせと輸入していたのだと思えば、感慨もわく。ちなみに、その時期に日本から買い取った人魚のミイラは展示されてはいないだろう。
藤森照信さんは名建築という触れ込みだが「これがひどい」と書いておられました笑…私もそう思います。五原則というなら、丹下健三の広島平和祈念資料館のほうが美しいですよね。
2011年4月からの参加で、14年目にはいりました。一番よく読んでいるのは日本文学、次いでは翻訳文学です。読むジャンルの幅は広い(半ばは意識的にそうしています)のですが、何でも手当たり次第に読むというわけではありません。特に誇れるものはありませんが、連続読書日数は初日から4969日(2024年11月12日現在)、冊数は6988冊になりました。胃癌で入院中も、海外旅行中も毎日読んできました。さて、どこまで伸ばせることやら。
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