
この4月で15年目を迎えました。早いものです。よくこんなに続いたものだと自分ながら感心する次第です。
こんにちは。私個人のことを述べると読書メーターはずっと続けると思います。 本棚が買った本が埋め尽くされるのが嬉しかった。けど、図書館利用が多くなり その喜びはなく、ただ、どんな本を読んだからの本棚代わりが私にとっての読書メーターです。 他によいSNS?があれば変えるのもいいのでしょうが、膨大なデータを引っ越しさせるのも面倒です。ではでは。
出世八五郎さん、コメントありがとうございます。私は積読本が1000冊を越えていますが、もう生涯にこれをゼロにするのは諦めました。依然として減るよりも増える方が多いくらいですから。
⇒それは北方の文化の特徴を顕著に示しているようだ。なお、793年に始まった遠征だが、最後は11世紀前半にデンマークとノルウェーがそれぞれ国民国家となったあたりで消滅していったようだ。
⇒ことでもあり、この時期の太宰は虚構を構える気力さえ喪失した切羽詰まった状況にあったと思われる。したがって、太宰論においては無視できないだろうが、小説作品としては、もはや破れかぶれである。もちろん、太宰自身がそのことを誰よりもよくわかっていたはずだ。
⇒ことができない。中学生か、せめて高校生の時ならあるいは共感できたかもしれないが。この年になると、アメリカ流の安直なヒューマニズム小説に見えてしまうのである。
⇒する軍部や、それに追従する世間か。なかなかの難敵である。実際に太宰がとったのは、最初は抵抗、そして転向の後はぬらりくらりとかわしていくことであった。それでも、太宰は大いに抵抗精神を持ち続けたし、それは小説にも反映された。
ここ、お話しよう(どうぶつ社等)という本にマウンテンゴリラ・ココに手話を教え、やがて自由に使いこなす話が出ていました。私は高校の図書室で見つけて読んで非常に感銘を受けた本です。図書館等で探せば見つかるかも知れません。音声言語は無理でも、言語能力はある、という驚きがある本でした。
旅行で行くなら、京都の産寧坂などは誰もが訪れるだろうが、比叡山の裏側にある坂本などは穴場としてお薦め。もっとも、今ではインバウンド客が押し寄せているかも知れないが。
横から失礼します。この作品、子供たちに大人気で今はグッズもたくさん出てます✨この作品をキッカケに柴田ケイコさんの他の作品も今は人気出てきている(「パンダのおさじ」シリーズ)印象です。私も人気の理由がよくわからない(笑)のですが、一冊に一度必ず変顔のドアップが出てくるところが面白いのかな❓などと思ってます。息子も変顔のところでよく笑ってます。
ちみたんママさん、ご教示ありがとうございます。やはり子どもの感性はちがうのでしょうかねえ。だとすると、私はそれをなくしてしまったのかと思うと、なんだか淋しいような気がします。
⇒セピア色の紗がかけられたようなムードに覆われている。悦子の理髪店が登場するところなど、あるいは作者自身のノスタルジックな思いがこの物語に投影されているからだろうか。
私は作品以外のところでは、作家のことをほとんど知らないものですから、太宰とどんな関わりだったのか 想像がつきません。あえて想像するとすれば、『桜桃』に出てくるバーのことだろうかと。
図書館で借りて読み、内容にも製本にも、「この本と共に時を重ねたい」と思い、購入し手元に置いた、数少ない所有本の一冊です。この本の存在そのものが、おくるみであり寿衣であり、国は違いますがチベットの「カター」のように感じています。
とは言いつつ、私はチャールストンにもニューオリンズにも行ったことがないのだが。この本に紹介されている中では、唯一実見したのがシャーロッツビル(ヴァージニア州)のモンテセロ(第3代大統領のトマス・ジェファーソンが自ら設計した自邸)だけ。しかも、山の中にある立派なお屋敷としか覚えていないありさま。
ヴェネツィアさん、いつもありがとうございます。埼玉、秩父の東側全域から茨城大洗まで、ただただフラット、このあたりの人が横浜、横須賀に行くと、山と坂試練にぶちあたります。茨城イメージです。
追伸 後程、呟く予定ですが、東京都美術館で開催中の『ミロ展』を鑑賞します。 長く水彩画を学ぶ友人をお誘いしました。 ランチは好きな『韻松亭』の予定です。 行ってきます!🍀 宵待草
巻末の統計によれば(いささか古くて1999年のものだが)栄養不足土が「非常に高い」とされている国々は、中央アフリカを中心としたアフリカ諸国以外にも、ハイチ、アルメニア,アゼルバイジャン、タジキスタン、アフガニスタン、カンボジア、モンゴルなどたくさんある。
はい、高校の先輩でもあります。 旧金木町(現五所川原市)というところの大地主の息子で、はっきり言って「わがままなお坊ちゃま」という印象です。(^^; 小説にも、そんな甘えが滲み出ているような気がします。
これはもちろん聖書そのものなのだが、その独特のケルト文様のせいか、神秘主義的な香りが漂う。ラテン語が読めないだけに、あたかも魔法を解き明かした書であるかのようだ。
⇒絵とエッセイのネタを探すためにも、日夜歩き回って考えているのである。日常のささいな事柄にふと目を留めてみると見えて来るもの―その集大成がこのエッセイ集である。私が一番顕著にそれを感じたのは「ぼくのストローのふくろ」。
⇒旧徳川頼倫邸(港区・1899年・石村金次郎設計)くらいか。旧渡辺千秋邸は、現在蓼科湖畔に移築されトヨタ記念館になっていて見学可能。岩崎久彌邸は、ジョサイア・コンドルの設計で、これも見学可能。先年、東大に行った時に見に行ったが、庭園を含めて見事な意匠だった。徳川頼倫邸は数奇な運命をたどり、現在は熱海でレストランになっているようだ。
ヴェネツィアさん こんにちは! 先ほど42冊目の、共読本と成った『日本の洋館』の、拙いレビューを記載しました。 素敵な本書をご紹介!頂き、感謝です!💫 とても癒されて、穏やかな時間でした!🍀 何時も、有り難うございます!🙋 宵待草
⇒時代が戻って、時は1930年。間もなく谷崎潤一郎の二番目の妻になる、古川丁未子も登場する。7篇はいずれもなかなかに痛快だが、これ一篇ということならば、やはり巻末の「アパート一階はカフェー」だ。
⇒「ヴォロノイ樹」、「円環樹」、「多層同心円」、「階層懸垂マップ 」などになると、もう完全にコンピューター・グラフィックの世界である。すなわち、それだけ汎用性が多角化したということだろう。確かに細々とした煩雑な説明を聞くよりも、こうした樹形図で示せば一目瞭然という分野は多そうだ。
この日の演奏については、エレーナ・ジョビン『アントニオ・カルロス・ジョビン ボサノヴァを創った男』国安真奈訳 青土社 1998年10月刊 https://bookmeter.com/books/17775 の解説、山下洋輔「等身大の栄光」p.341-368 に詳しく書かれています。 山下洋輔「バラに降る雨」Chovendo na roseira (1995.10.31 リオデジャネイロ) https://note.com/fe1955/n/nba786fc43666
ヴェネツィアさん、こんにちは。日本のホテルはパーティ会場が多く、ロビーが宿泊客以外のお客で混雑していたりしますが、ヨーロッパのホテルは一般に宴会色が薄く、そこが違うと思うのですが。
たまさん、宴会場と書いたのがいけなかったのですが、クリヨン他大きなホテルは、豪華なバンケットルームを持っているようです。やはりパーティに用いられるのではないでしょうか。もっとも、私はヨーロッパでもそんなホテルには縁がありませんから、実際に見たことはないのですが。
横レス誠に申し訳ありません!🙇え~、私は「大泉」→「ジルベール」の順で読んだのですが、正直「ジルベール」の読後感は、たいそう胸糞が悪い、としか言えないものでした。何と言いますか、『竹宮惠子物語(or劇場)』といった感じで、いわばサクセスストーリーに著者が自己陶酔している感じが強く、それでいながら萩尾さんに対する糾弾の件について皆目触れていないですしね…😨粉飾・盛り過ぎにもほどがある、としか(我ながら言葉が過ぎますが)思えなくて仕方ありませんでした…勝手かつヒドいことばかり並べ立ててゴメンナサイ🙇
⇒あたりの好みはスパニッシュ・ミッション風である。残念ながら、ヨーロッパのように街全体が17世紀や18世紀のままといった所はないが、ヴァージニアあたりにはそれ相応に古い街並みも残している。
⇒なって、バタバタと終息させるのはいかがなものかと思う。登場人物も不必要なくらいに多い。反目するギャング団のそれぞれに、日本のヤクザやチチェンのギャングまで登場するのである。また、タイトルも前作が『黒と青』といったシンボリックなものであったのに対して、本作が『首吊りの庭』(”HANGING GARDEN")などという猟奇的なものになっていて、これもあまり賛成できない。【ガーディアン必読】451/1000。
Himekoさん、おはようございます。Himekoさんは感想で「この先何回でも手に取るだろう」と書かれていましたね。この週末でリフレッシュできるといいのですが。
ありがとうございます!近頃、本や読書メーターのおかげでマイナス過ぎる思考が改善されてきたような気がするんです。リフレッシュして元気だします😊
横尾忠則の、このY字路に対する偏愛ぶりは傍目にはあきらかに常軌を逸しているようにさえ見える。また、それでこそ芸術家なのだ、という気もする。彼は画集と写真集でY字路を極め、その後は偏愛ぶりからは解放されたそうだ。
未だ行ったことがない建物で、ぜひ見てみたいと思わせるもの多数。天鏡閣(福島県)、旧中込学校(長野県)、門司港レトロ街、堂崎天主堂など。そういえば、明治村の建築物も取り上げられていない。
あとがきによれば、本書は日本ではほとんど唯一のクルアーン写本に関する書物のようだ。ただし、著者の本来の専門はクルアーン解釈の思想研究である。手軽に読める資料として、貴重なもの。
⇒観光学部の教科書として書かれたようだが、授業に際しては、こうしたデータについては新たなものが用いられているのだろう。面白みを欠くとは書いたが、Column欄は興味深いものだった。
「じんせいでたったひとつでいいから…」は、作中でも語られているように、映画"The Whale"の中のセリフ"I need to know that I have done one thing right with my life"なのだが、この作品はここから着想されて物語が生まれていったのだろうか。
『もうぬげない』ブロンズ新社 2015.10 『なつみはなんにでもなれる』PHP研究所 2016.12 『おしっこちょっぴりもれたろう』PHP研究所 2018.6 も、ぜじょどうぞ。
⇒再浮上させることには成功しただろう。小説は一貫して哀しみのトーンを纏うのだが。桐野はここではかつての臨場感のある激しい文体を採用しない。回想であり、やさしさに向かうかのようだ。
⇒イナンナのウルクの守護神としての物語の方に意味があったのか。なお、本来のルガルバンダの物語は別々の2つの詩に詠われていたものを編者がこういう形に再編したようだ。
⇒初めて浮かび上がってくるものである。その意味では、そのことを端的に物語化した「十万年の西風」が篇中のベストか。いやいや巻頭に置かれた「八月の銀の雪」の方がとの声も聞こえてきそうだ。つまるところ、いずれもさりげなく心にしみ通る名篇である。お薦め。
⇒が最初のようだ。そして、ここから後はほぼ今のスタイルが確立する。そして奈良美智のあの犬は1994年の《望郷DOG》から。クーンは2001年を奈良のターニングポイントと見ている。いずれにしても、こんなにたくさんの奈良美智をまとめて見たのは初めて。奈良美智ファンには必見!
こんにちは。保育園に五味太郎さんの絵本がありました。五味太郎さんの絵は、茶色が印象に残っているという認識しかないですが、エッセイも描いてらしてたんですね。横レス失礼致します。
私は動物園もそうだが、水族館も大好き。これまでにいろいろなところの水族館に行ったが、入場料がいささか高いのが玉に瑕。でも、この本を読むと、それもいたしかたないかと。
⇒を担当した。意外にもムーミンの第一作は遅くて、31歳の時。本書にはムーミン以前の絵も多数紹介されており、またヤンソンのアトリエの写真なども。ムーミンのファンは必見、必読である。ムーミン・ファンには強推薦!
ヴェネツィアさん、おはようございます😊土曜日なのにうっかり仕事していました(笑)読みたい本に登録させて頂きました📚他にも色々と書いておられるんですね✨
本書は第171回(2024年上半期)直木賞受賞作。他の候補作、青崎有吾『地雷グリコ』、麻布競馬場『令和元年の人生ゲーム』、岩井圭也『われは熊楠』、柚木麻子『あいにくあんたのためじゃない』を抑えての受賞だった。なお、本作を最も強く押していたのは三浦しをん。
大学での専攻が古代ローマ時代のイギリスと島ケルト(スコットランド、アイルランドなど)の考古学でした。ヘイウッド氏の書籍が出版されるようになったのは、私が卒業してイギリスを出てしまった後なので、生憎これまで読んだことがなかったのですが、ぜひ読んでみたいと思います。ご紹介ありがとうございます。
コンテンポラリーと日本の伝統芸能の親和性は私も感じています。MANSAIボレロ× notte stellata は現地で見ていて震えました。日本美術と現代アートの親和性も同じく感じています。その上でも、最終章はなかった方が良かったと思っています。ダンスに関するものではなく、恋愛と性的嗜好に関するものが殆どという印象でした。舞台表現は「見られる」事によって初めて成り立つものです。また、他の音楽の描写は詳しいのに武満徹だけは「武満徹の音楽で」としか書かれていないのが気になりました。
エル・トポさんもコンテンポラリーにお詳しいようですね。萬斎さんは様々な分野で活躍されていますし、これからも大いに楽しみです。また、武満徹については気が付きませんでした。
エンジニア関連の研究者団体サイトに発表された2017年の記事ですが、11ページ(このファイルでは2ページ目)の左下に二進法の数え方の例として載ってました。ここでもやはりトレス海峡の言葉として紹介されていました。https://www.tbp.org/pubs/Features/W17Klinger.pdf
Johonnycakeさん、詳しい情報をありがとうございます。トレス海峡はニューギニア島とオーストラリアの間ですね。だとすると、人口も少なそうな少数民族の言葉ということに。作者の谷川晃一はどこで見つけたのでしょうね。
また、「秋がとぶ」をサンプルに影絵の製作過程をつぶさに見せてくれているし、スケッチの描き方、影絵劇の舞台裏を公開するなど、本書の読者のためにサーヴィス精神も大いに発揮してくれている。
⇒に対するあり方も隨分大きく変化を遂げてゆく。それを眺めている磊吉は、やはりどうしても谷崎その人に重なるのだが、喜寿を迎えたお祝いの席で「お開き」と目出度く終わる。晩年にいたるまで幸せな磊吉(谷崎)なのであった。
⇒それ以降もインド・ヨーロッパ語族の拡散やディアスポラ、ゲルマン民族の大移動、さらには近代におけるアメリカへの移住と、確かに著者の言うように人類史は移動の歴史であった。本書は図説と掲げるように、随所に移動図がありビジュアルで分かりやすい。しかも、読んでいると何だか壮大な気分になれる。
つくづく仰る通りです。読み手の声まで聞こえてきそう。実は先日京都国際マンガミュージアムへ行ったところ、紙芝居を上映されていたので私も車座に加わりました。他愛もない話しだったのに皆で大笑いして、水飴を挟んだセンベイまでいただきました。楽しかったですよ!
2011年4月からの参加で、15年目にはいりました。一番よく読んでいるのは日本文学、次いでは翻訳文学です。読むジャンルの幅は広い(半ばは意識的にそうしています)のですが、何でも手当たり次第に読むというわけではありません。特に誇れるものはありませんが、連続読書日数は初日から5263 日(2025年9月2日現在)、冊数は8098冊になりました。胃癌で入院中も、海外旅行中も毎日読んできました。さて、どこまで伸ばせることやら。
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本書は第171回(2024年上半期)直木賞受賞作。他の候補作、青崎有吾『地雷グリコ』、麻布競馬場『令和元年の人生ゲーム』、岩井圭也『われは熊楠』、柚木麻子『あいにくあんたのためじゃない』を抑えての受賞だった。なお、本作を最も強く押していたのは三浦しをん。